ローエングリン バイロイト音楽祭 1979年新演出 [PH]
久しぶりに関連音源が、オペラシェアにアップされました。
バイロイト音楽祭1979年、ゲッツ・フリードリヒの新演出による「ローエングリン」です。これは最終年1982年にテレビ用に録画され、現在DVD発売中です。指揮者、オルトルート、国王役が初年度とは違います。指揮者が降りた経緯については、いろいろと取りざたされているようです。今回アップした方は当時実際に劇場でご覧になったそうです。エルザ役のアームストロングに対して、彼女も納得のいかないブーイングがあり、フリードリヒが怒って、カーテンコールに出てこなかったというエピソードが書き添えられています。フリードリヒとアームストロングはこの年に結婚したらしいです。
アームストロングは、「エレクトラ」ではエレクトラの母クリテムネストラ役で新国立劇場に出演しましたが、まもなくの「ファルスタッフ」ではクイックリー夫人役で登場予定です。
ワーグナー:ローエングリン
エド・デ・ワールト指揮
ゲッツ・フリードリヒ新演出
バイロイト音楽祭1979年
ローエングリン :ペーター・ホフマン
エルザ :カラン・アームストロング
オルトルート:ルート・ヘッセ
テルラムント :レイフ・ロール(Roar, Leif)
ハインリッヒ王 :ハンス・ゾーティン
伝令:ベルント・ヴァイクル
おまけ:2幕テルラムント夫妻の二重唱 ♪目の覚めるような災いを起こしてやる!♪
上)1979年 下)1959年 リタ・ゴール&エルネスト・ブランク
(2007年6月現在)
1979年 ラジオ放送 | バイロイト音楽祭 | エド・デ・ワールト指揮、ゲッツ・フリードリヒ演出 |
1980年 ラジオ放送 | バイロイト音楽祭 | ワルデマール・ネルソン指揮、ゲッツ・フリードリヒ演出 |
1982年 正規ライブ録音CBS/SONY | バイロイト音楽祭 | ワルデマール・ネルソン指揮、ゲッツ・フリードリヒ演出 |
1982年 正規録画PHILIPS(現在DVD,EuroArt&ドリームライフ) | バイロイト音楽祭 | ワルデマール・ネルソン指揮、ゲッツ・フリードリヒ演出 |
1982年 ラジオ放送 | サンフランシスコ歌劇場 | ハインリッヒ・ホルライザー指揮、ヴォルフガング・ウェーバー演出 |
1984年 ラジオ放送 | ザルツブルグ復活祭音楽祭 | ヘルベルト・フォン・カラヤン |
1985年 ラジオ放送 | メトロポリタン歌劇場 | ジェイムズ・レヴァイン指揮、アウグスト・エヴァーディング演出 |
1986年 正規録画(現在DVD、DG、パイオニア) | メトロポリタン歌劇場 | ジェイムズ・レヴァイン指揮、アウグスト・エヴァーディング演出 |
※ローエングリン ゲッツ・フリードリヒ演出
※歌手との出会いまでと出会い:
出会いまで〜クラシック事始め/出会いまで〜オペラへ(1)/出会いまで〜オペラへ(2)/出会い〜ローエングリン(1)/出会い〜ローエングリン(2)/出会い〜ローエングリン(3)/出会い〜ワルキューレ/トリスタンとイゾルデ
カランアームストロング、まだ歌ってるのですね。
スリムな人でしたがキャリアを上手に重ねることができた歌手ということなのでしょうか?
どんな名舞台といえども、名舞台といわれるものは尚更というか、最初は手厳しい批評を受けるような感じがしますね。
映像より3年前の二人・・・どんなに美しかったことでしょう。
ブーイングはホフマンファンのやっかみかも?ですね。
繰り返し繰り返し見た映像です。
by ななこ (2007-06-05 21:51)
こんにちは。79年のG・フリードリヒ演出の初年、デ・ワールトの指揮が私はすっきり新鮮でした。もちろん、ホフマンのローエングリンは圧倒的でしたし、ゾーティン、ヴァイクルと男声陣の素晴らしさときたらなかったです。
エアチェック・テープをCDR化してますが、次のネルソンよりはワールトの方がオペラの舞台を感じさせてくれたように思います。
by yokochan (2007-06-06 00:27)
ななこさん
>まだ歌ってる
お元気でなによりです。生年が正しければ、65歳ですね。クイックリー夫人、楽しみです。
美人で演出家の妻というのもあるかも・・
まあ、歌についてはなにかと批判的な言を目にします・・・
>繰り返し繰り返し見た映像です。
同様です。
by euridice (2007-06-06 06:24)
yokochanさん
当時の放送、お聞きになってるの、とってもうらやましいです。
しかも、ちゃんと保存していらっしゃる、凄いです!
指揮者が変わったのは、やはりちょっと残念なのかもしれません。
by euridice (2007-06-06 06:30)