バイロイト音楽祭1985年「タンホイザー」 [オペラ]
トーマス・ロルフ・トゥルーヒット [オペラ]
タイトルはアメリカ人テノールの名前です。
ご存知の方、いらっしゃいますか。
私は全然知りませんでしたが、ニーベルングの指環の絵を載せさせていただいたり、こちらにも時々コメントをくださったりしている、あやかしのとらさんからの情報です。
外見もなかなか、オペラ歌手としては相当良い部類。(ホームページ、こちらです。トップページの写真は、なんだかなぁ〜〜〜ですけど・・トリスタン役は絵になってます....)ジークムント@ワルキューレからの2曲だけですが、歌声も試聴できます。(HP、引っ越して、どうも工事中らしいです。トリスタン役の写真や歌声には至りません。略歴2007年10月記)
これだけなら、実演は当然ながら、映像を見たこともなければ、録音さえ聴いたことのない歌手を、わざわざ紹介しないのですが、あれ!まあ!という事実を発見しました。リンクした映画「サウンド・オブ・ミュージック」と関係があります。
ワーグナー作曲 オペラ「トリスタンとイゾルデ」 [オペラ]
トリスタンとイゾルデの物語は、ヨーロッパでは広く流布されている伝説のひとつらしいです。ドニゼッティの喜劇オペラ「愛の妙薬」は、トリスタンとイゾルデが飲み、破滅的な恋に陥った「媚薬」がモチーフになっています。現実にそんな激しい恋におちる男女がどれほどいるのか、そんな経験ゼロの私には想像もできませんが、そういう物語にはひきつけられます。
ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」に興味をもったきっかけは、ヴィスコンティ監督の映画「ルートヴィヒ」でした。レンタル・ビデオ三昧していたころに出会いました。すっかり取り憑かれて、何度も繰り返し観ました。この中で、ワーグナーのオペラがつかわれていたわけです。特に印象的だったのが、タンホイザーの「♪夕星の歌♪」とトリスタンとイゾルデの「♪愛の二重唱♪」でした。どちらも歌はなく、管弦楽だけで演奏されています。画面との相乗効果がほんとうにすばらしいです。他に、シューマンの「子どもの情景」も印象的です。
オペラにおける演技(3) [オペラ]
オペラは音楽の一種か、それとも舞台劇の一種かと言えば、「オペラは音楽から派生した芸術形態」だということです。確かに、どうみても、音楽のほうがはるかに重視されているのは間違いないところです。
そこで、オペラを舞台劇として価値があるものにするには、台詞が歌われることの必然性を、受け手に納得させることが必要です。そして、舞台上のことが音楽によるメッセージを補強して、「観ながら聴くという状態」が受け手にとって、ごく自然な気分になったとき、オペラは音楽劇として成功するのです。この気分は、映画やテレビドラマ、その他の舞台物では当たり前のことで、これが分離するなどということは想像もしないでしょう。
写真は、バイロイト音楽祭1976年 ワルキューレ1幕、
ペーター・ホフマンのジークムント、ハネローレ・ボーデのジークリンデ
オペラにおける演技(2) [オペラ]
heraus aus der Scheide zu mir!
ペーター・ホフマンのジークムント
(ワルキューレ、ベルリン・ドイツ・オペラ1984年10月6日)
以下は、演技に対するペーター・ホフマンの意見です。