ドン・ジョヴァンニ 新国立劇場

モーツァルト：ドン・ジョヴァンニ
新国立劇場2012.4.19初日
2008年12月新演出の再演
新国HP：こちらはいきなり鳴ります。
エンリケ・マッツォーラ指揮　東京フィルハーモニー交響楽団
グリシャ・アサガロフ演出

ドン・ジョヴァンニ：マリウシュ・クヴィエチェン
騎士長：妻屋秀和
レポレッロ：平野 和
ドンナ・アンナ：アガ・ミコライ
ドン・オッターヴィオ：ダニール・シュトーダ
ドンナ・エルヴィーラ：ニコル・キャベル
マゼット：久保和範
ツェルリーナ：九嶋香奈枝

ドンナ・アンナ役ソプラノの名前、見覚えがあると思ったら、新演出時のドンナ・エルヴィーラでした。とても素敵な良い雰囲気のドンナ・アンナでした。退屈しがちな長いアリアもドン・オッターヴィオとの二重唱もなかなか聞かせてくれました。ドン・オッターヴィオの長いアリアはちょっと苦しかったですけど・・
マゼット、見たことがあると思ったら、新演出時と同じ歌手さんでした。新演出のときのほうが印象的だったような気がします。

若くてスリムなドン・ジョヴァンニでした。
ドンナ・アンナとの最初の絡みがかっこよかったです・・
ドン・ジョヴァンニと騎士長の果たし合いがとても様になって、迫真の殺陣が楽しめました。

マリウシュ・クヴィエチェン曰く
『ドン・ジョヴァンニは女性が何を望んでいるのか即座に見抜き、彼女たちに与えます。悪魔かもしれませんが、女性には天使でもあるのです。どんな人物像、演技、歌い方も一面的であってはならないと思います。物ごとにはいろいろな側面があるものです。”ささやく”　ほうが　”叫ぶ”　より心に深く響くことがあるように』新国情報誌2012年5月号より

妻屋さんの騎士長、そしてレポレッロもよかった。

指揮者が楽しい人でした。赤いシャツにわざわざ合わせたのかメガネの赤いフレームがおしゃれ。
新国HP：キャスト

関連記事：新演出時のドン・ジョヴァンニ（2008年）

コメント 4

こんにちは。

私も、新国立劇場の「ドン・ジョヴァンニ」を鑑賞してきましたので、興味深く読ませていただきました。
若くてすてきなドン・ジョヴァンニでしたね。歌も良かったですが。演技門動きがよく かっこよかったです。
女性にモテモテなのも納得できね楽しくオペラを楽しめました。

私も新国立劇場の「ドン・ジョヴァンニ」の感想を書いてみましたので、是非読んでみてください。
よろしかったらブログにご意見、ご感想などコメントなどお願い致します。

by dezire (2012-04-23 12:58) 

dezire さん
コメントありがとうございます。

新国のおかげで割りと気楽のオペラが楽しめるようになって
うれしいです。



by euridice (2012-04-24 07:35) 

長らくさぼっていた鑑賞記録ですが、久々に書きましたのでTBします。
スリムで身軽なドン・ジョヴァンニで、マントヴァ好色じゃなくて公爵みたいでした。このとこと公爵づいてますので.....しかし、シュトーダは、身体は成長しちゃいましたが、歌というか声が響かないですね。
by keyaki (2012-04-27 01:09) 

上昇中の人気歌手の出演はやはりうれしいですね。
私もクヴィエチェン目当てでシーズンチケットに入れました。

TB、ありがとうございます。


by euridice (2012-04-27 11:17)