「ローエングリン」バイロイト音楽祭1982年 [オペラ映像]
2012.2.19出演者の一人、エリザベス・コネル（Ms）の訃報に気がついたので・・
なんともう30年近くも前になります。1979年にゲッツ・フリードリヒ(1930-2001 ドイツ)新演出ではじまったバイロイト音楽祭「ローエングリン」は、最終年の1982年にテレビ放送用に特別上演が収録され、ワーグナー没後百年の1983年に放送されました。
ビデオテープで発売され、レーザーディスクを経て、現在は数社からDVDが出ています。国内盤つまり日本語字幕付きはドリームライフから発売、次に小学館の「魅惑のオペラ」というシリーズに入りました。最近になって知った、デアゴスティーニ、隔週刊オペラ・コレクションにも入っています。今年３月の配本でした。目下一番新しくて、安い、日本語字幕付きDVDです。デアゴスティーニのサイトでバックナンバーが購入（送料無料）できます。
オペラがこの放送ほどたくさんの視聴者をテレビ画面の前にひきつけたのはめずらしいことだったそうです。同年（1983年）の4月にペーター・ホフマンはローエングリンの演技に対して「バンビ賞」を受賞しました。ホフマンも当然この録画については、特にオペラの公演がテレビ視聴者に異例な大成功のうちに受け入れられたということを、今日にいたるまで誇らしく思っているということです。
レーザーディスクのときから画質に関しては評判が悪いですが、時代的に仕方がないのだと思います。今の映像のように鮮明でないからと言って、このDVDを避けるとしたらとても惜しいことです。
音声だけの録音は、ソニーから、最初はLPレコードでの発売。1990年の来日に合わせて国内盤CDも発売されていましたが、いつの間にか廃盤に。現在、sonymusicshopで購入可能のようです。輸入盤で歌詞は無しということです。
ワーグナー：ローエングリン
ワルデマール・ネルソン指揮、ゲッツ・フリードリヒ演出
バイロイト音楽祭1982年 正規録音（ライブ）と正規映像
ローエングリン：ペーター・ホフマン
エルザ：カラン・アームストロング
オルトルート：エリザベス・コネル（1946.10.22- 2012.2.19 肺癌）
テルラムント：レイフ・ロール
国王：ジークフリート・フォーゲル
伝令：ベルント・ヴァイクル
なんともう30年近くも前になります。1979年にゲッツ・フリードリヒ(1930-2001 ドイツ)新演出ではじまったバイロイト音楽祭「ローエングリン」は、最終年の1982年にテレビ放送用に特別上演が収録され、ワーグナー没後百年の1983年に放送されました。ビデオテープで発売され、レーザーディスクを経て、現在は数社からDVDが出ています。国内盤つまり日本語字幕付きはドリームライフから発売、次に小学館の「魅惑のオペラ」というシリーズに入りました。最近になって知った、デアゴスティーニ、隔週刊オペラ・コレクションにも入っています。今年３月の配本でした。目下一番新しくて、安い、日本語字幕付きDVDです。デアゴスティーニのサイトでバックナンバーが購入（送料無料）できます。
オペラがこの放送ほどたくさんの視聴者をテレビ画面の前にひきつけたのはめずらしいことだったそうです。同年（1983年）の4月にペーター・ホフマンはローエングリンの演技に対して「バンビ賞」を受賞しました。ホフマンも当然この録画については、特にオペラの公演がテレビ視聴者に異例な大成功のうちに受け入れられたということを、今日にいたるまで誇らしく思っているということです。
レーザーディスクのときから画質に関しては評判が悪いですが、時代的に仕方がないのだと思います。今の映像のように鮮明でないからと言って、このDVDを避けるとしたらとても惜しいことです。
音声だけの録音は、ソニーから、最初はLPレコードでの発売。1990年の来日に合わせて国内盤CDも発売されていましたが、いつの間にか廃盤に。現在、sonymusicshopで購入可能のようです。輸入盤で歌詞は無しということです。
ワーグナー：ローエングリン
ワルデマール・ネルソン指揮、ゲッツ・フリードリヒ演出
バイロイト音楽祭1982年 正規録音（ライブ）と正規映像
ローエングリン：ペーター・ホフマンエルザ：カラン・アームストロング
オルトルート：エリザベス・コネル（1946.10.22- 2012.2.19 肺癌）
テルラムント：レイフ・ロール
国王：ジークフリート・フォーゲル
伝令：ベルント・ヴァイクル
オペラに興味を持つようになった時期がレーザーディスクやＶＨＤあるいはビデオテープで映像が次々に世に出る時期と重なったのは幸運でした。
この頃に見た映像は繰り返し視聴しました。
と言うより、視聴に耐えうるものが多かったと思います。
最近はテレビ放送に限ってもクラシカありＮＨＫありで視聴が追いつきません。
そしてなにより映像が鮮明になったことによる弊害の方が気になることが多いように思います。
私はネルソン指揮、ゲッツフリードリヒ演出のライブＣＤを聞いてないのですが、観客を入れずにテレビ放送用に撮った映像とはかなり印象は違うものなのでしょうか？
基本的にライブ音源を聞くのが好きなものですから興味があります。
by ななこ (2010-09-04 13:12)
＞この頃に見た映像は繰り返し視聴しました。
そうですね。高かったけど、惜しいことをしたと思ったディスク、
ほとんどないように思います。こちらが新鮮だったのかもしれませんし、飽き風が吹いて感動力がおちたのかもしれませんけど・・最近の映像はつまみ食いや早送り視聴が多く・・ まして、繰り返し見たいなんていうのはないような・・
＞映像が鮮明になった
鮮明さが生かせてないというか
映像の作り方も、なんだか奇妙なのが増えたような気がします・・
＞ネルソン指揮、ゲッツフリードリヒ演出のライブＣＤ
どういう風に録音されたのかわかりません。
シェロー、ブーレーズのワルキューレは、映像と録音が明らかに違いますが、ローエングリンのほうは、違いを感じないと思います。
ただ1982年のラジオ放送は、ちょっと違うような気がします。
by euridice (2010-09-05 09:48)
「ローエングリン」の映像の情報有難うございます。
この1982年バイロイトの映像と思われる映像をYou Tubeで数種類程見つけたので1幕3場のファイルを観ました。^_^
今年のバイロイトでのネズミ登場や胎児登場の演出でかなり違和感感じてた後で、この映像を観たら、「やはりローエングリンはこうでないといけない！*^o^*"・・・と感じさせられましたね。
このファイルの最初の部分が幻想的で素敵でした。
今年のバイロイトの主役のテノールはこのシーンがカウンターテノールっぽい感じで女性的だったのが、ホフマンが歌ってるのを聴くと優しさの中に騎士としての力強さも秘めてるものを感じさせられました。^_^
by ゆき (2011-09-08 23:56)
ゆきさん
＞ローエングリンはこうでないと
ですよね〜〜
ユーチューブに、数種類あがっていますね。
でも、是非全曲視聴してね。
テレビ放送があるといいのですけど・・
by euridice (2011-09-10 10:16)
>エリザベス・コネル（Ms）の訃報
享年65歳とは・・いろいろな意味で考えてしまいます。
一番最近みた映像がたしかヘンゼルとグレーテルで、昔の容姿からは想像つかないくらいの変化があって年齢については考えもしませんでした。
脇役としてまだまだ舞台に立てる年齢ですよね。
ご冥福をお祈りします。
by ななこ (2012-02-22 11:35)
>享年65歳とは・・いろいろな意味で考えてしまいます。
ですね・・
この映像では若くて太ってもいず、美しいです。他に見た映像はあまりないのですけど、あっという間にかなり肥満したようです。エレクトラのコンサート形式をテレビで見たのが最後ですけど、やはり
＞昔の容姿からは想像つかないくらいの変化
でした・・
老病死、仕方のないことですから、なおさら悲しいです。
by euridice (2012-02-22 14:28)