SSブログ

ブラザー・サン シスター・ムーン&アッシジの聖フランシスコ『平和の祈り』 [ムービー付き音声ファイル]

ブラザー・サン シスター・ムーン [DVD]音楽が心に残った映画のひとつがオペラの演出家としても有名なフランコ・ゼッフィレッリ監督の「ブラザー・サン シスター・ムーン」です。この映画も、2月のイタリア行きで、アッシジを目的地のひとつに選んだ理由のひとつでしょうか。

主題歌も好きですが、もうひとつ、内戦から疲れ果てて故郷にたどり着いたフランシスコの歌がいいです。

★イタリアで撮った写真のスライドショー再生リスト★
関連記事:☆アッシジ☆第2ブログ

アッシジの聖フランシスコにはじまるカトリック修道会フランシスコ会は、夫との出会いにも関わっていますから、大げさに言えば私の人生を左右したもののひとつかもしれません。仕事でもクララ会にはじまり、フランシスコ会とは長いおつきあいでした。そして、アッシジに行って、聖フランシスコの平和のための祈りを思い出しましたので、紹介します。聖フランシスコ本人のものではないらしいですけど、その精神を凝縮したものになっているとのことです。今もこう祈りたい、願わなければと思わせられる、祈りです。13世紀から現代まで変わらない人間がちょっと悲しいです。

この祈りの言葉は、検索でたくさん見つかります。ここに載せたのは、この旋律で歌っていた文語調の歌詞です。右の画像をクリックすると拡大、楽譜が読めます。

ああ 主よ 我をして御身の平和の
道具とならしめよ 我をして
憎しみのあるところへ 愛をばもたらしめよ
争いのあるところに 許しをば
分裂のあるところに 一致をもたらしめよ

疑いあるところに 信仰を
誤りあるところに 真理をば
絶望のあるところへ 希望をもたらしめよ
悲しみのあるところに 喜びを
闇のあるところに 光をもたらしめよ

ああ 主よ 我をして 慰めらるるより
慰めることをば 求めしめよ
理解さるることより 理解することを
愛さるることより 愛することを
我に求めさせたまえかし

そは 我ら自ら与うるがゆえ
我らに神より 与えらるるなり
許すがゆえに 許さるるなり
おのが身をば 捨てて するがゆえに
永久(とわ)のいのちを得(う)るものなればなり
アーメン
タグ:♪♪
nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 4

ななこ

スライドショー見せていただきました。
平和の祈りの歌詞を載せてくださってたので旋律に乗ってひとことひとことに込められた意味をよく感じることが出来ました。
本当に人類普遍の祈りですね。

ご主人との出会い・・・なんだかロマンティックです。

この映画も機会があったら見たいと思います。

by ななこ (2009-03-18 19:36) 

keyaki

素晴しいキャプション付きスライドショーですね。YouTubeもいろいろ遊べますね。
ペルージャにいた頃、アッシジにはよく行きましたが、ローマからでもペル―ジャからバスで行くんですね。中世から変わってないので、当たり前なんでしょうけど35年前と変わっていませんね。

数年前に書いた記事をちょっと直して上に上げました。リンクとTBをさせていただきましたので、承認お願いします。
また、ちょっと映画を見ましたが、フランチェスコが、療養していた塔は、これですよね。
http://viaggio7275.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_241/viaggio7275/sangimignano74_6-fdfc2.jpg

by keyaki (2009-03-19 23:30) 

euridice

ななこさん
ありがとうございます^^++

>平和の祈り
この祈りの通りにできれば、素晴らしいことですけど、
まさに人間にとって最高に難しいことばかりです。

>ロマンティック
そういえば、「出会い」だけは・・・

とてもきれいな映画ですよ〜〜

by euridice (2009-03-20 07:22) 

euridice

keyaki さん
自分のHPと違って容量を気にしなくていいのが気楽でいいですね。
出したりひっこめたりできる字幕とかふきだし注釈とかも便利でおもしろいし・・ 

>ペルージャにいた頃
ペルージャからアッシジは近いですね。ペルージャも丘の上の町なんですね・・名前はよく知っていたけど、想像していませんでした。あの辺りの町はたいがいが丘の上に造られているんですね。それがまた美しいながめでした。ちょっとながめた感想ですけど、たしかに造られた当時を保っているみたい・・開発とかに猪突猛進なんてしないんでしょうねぇ・・ 

>塔
この塔は映画の場面のなかで特に印象的でした。あと覚えているのは、崩れた聖ダミアーノ教会ですけど、今回は行きませんでした。もしまた行くことができたら、今度は是非足をのばしたいです。

TBありがとうございます。

by euridice (2009-03-20 07:34) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1