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モーツァルト「魔笛」 [ムービー付き音声ファイル]

2010.6.2
5月は薔薇の季節、ベランダの薔薇もけっこう元気に咲いてくれました。名前にひかれてろくにどんな薔薇かも調べずに買ったアッシュウェンズデイ(Ash Wednesday 灰の水曜日)。昨秋、台風の大風のとき、半分以下に切ってしまって、どうなることかと思いましたが、なんとか咲きました。記録しなくちゃ〜というわけで、モーツァルトのオペラ「魔笛」の試練の場の曲をつけて、スライドショウにしました。
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スタジオ録音 バークレイ・レコード(LP 1978)
アラン・ロンバール指揮、ストラスブール・オーケストラ
合唱、ライン・オペラ
タミーノ:ペーター・ホフマン
パミーナ:キリ・テ・カナワ
パパゲーノ:フィリップ・フッテンロッハー
パパゲーナ:キャスリーン・バトル
夜の女王:エディタ・グルベローヴァ
ザラストロ:クルト・モル
弁者:ジョセ・ヴァン・ダム
モノスタトス:ノルベルト・オールト
侍女:ヘレン・ドーゼ、アン・マレー、伊原直子
童子:チューリッヒ少年合唱団員

2009.10.10
全曲アップ済み。
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おまけに「二人の武士」の一人を担当している、1981年ハイティンク指揮(EMI)の、その部分もアップしました。
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2009.9.25
1978年の録音、CDになりそうもないし、少しずつアップしようかと思います。まずは序曲。写真は再びですが、2月ローマ行きのを時間順に並べたものその他の予定です。
前にあげたカワセミ@なんと美しい絵姿はそのまま、字幕を足しました。複数の字幕を切り替えて表示できるようになったので、日本語とドイツ語の字幕を付けました。
そういえば、新国立劇場の次の演目は「魔笛」ですね。予約してませんけど・・新国HPへ
関連記事:魔笛:新国2006年1月

813hannoki.jpgほんとに偶然も偶然。自然公園を散歩中、池のほとりの岩の上に、スズメ大の小鳥を発見。飛び立った後ろ姿の美しい青は、カワセミ!もしかしたら幼鳥なのか、ものおじしない。延々と水辺の草に止まり続け。ゆっくり写真が撮れました。こんなことはめったいにないと思います。幸運でした^^++
ペーター・ホフマンの歌う「何と美しい絵姿」〜モーツァルト「魔笛」をBGMにスライドにしました。

ペーター・ホフマンのオペラ歌手デビューは、モーツァルト作曲「魔笛」のタミーノ王子役でした。1972年のシーズンがはじまってしまった10月ごろ、リューベック市立劇場と、この役の第二キャストとして契約したようです。歌うことになるかどうかは不明。歌った場合のみギャラが支払われるという契約だったそうです。結果は歌い、主役級のテノールとして専属契約を結びました。

「最初の仕事で、タミーノとして、ほとんど指導を受けなかった。私は第二キャストだった。演出家は、第一キャストに対しても大した熱意は持っていなかったが、第二キャストに対しては、もうまったくやる気がなかった。そういうことだから、私が知っていたのは、自分が立つべき場所だけだった。どんな具合に立とうが、そこで何を考えていようが、まったくもって私の勝手だった。
しばらくしてから、こういうことがわかった。以前の私は、自分がひとりで試しにやってみたことを、演出家がいいと思うか、よくないと思うかを、そのうち言うだろうと手をこまねいて待っていた。ところが、それに対して、演出家は、私が何か意見を言うのを待っていたのだ。だから、まずは全く何も起らなかったわけだ。それでも最終的にその公演は立派ですらあった。」
(伝記1983年刊より)

関連記事:
*「魔笛」の録音: 
*タミーノ役について:
*る女性評論家のホフマン@タミーノ論あるいは讃:
*デビュー:
タグ:♪♪
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コメント 9

keyaki

「川の宝石」とも言われるそうですが、本当にきれいですね。かわいいし、見ていてあきません。BGMも素敵ですし。
by keyaki (2008-08-23 10:42) 

ななこ

ペーターホフマンのタミーノ初めて聞きました!
とても純粋でストレートな印象ですね!
このアリアを小細工なしでここまで歌い切ることができたのはワーグナーテノールとしてのパワーを持ったホフマンだからこそとつくづく思います。

カワセミ、かわいいですね。
そう言えば小鳥ってこんな風に頭を真後ろに向けることができるんですね・・考えたら不思議で面白いです。
by ななこ (2008-08-23 18:37) 

euridice

keyakiさん、ななこさん
このカワセミ、目に表情を感じます。
なかなかの愛嬌者ですね。

モーツァルトって「自然」と合うような気がします。
ヘルツォーク監督の映画「カスパー・ハウザー」の最初のほうで
川の流れのBGMがこれでして、印象に残っています。

by euridice (2008-08-24 08:21) 

YUKI

ホフマンのデビューは「魔笛」のタミーノでしたか?!(^_^)
彼のタミーノの舞台写真を一度見てみたいですね!

こちらでも時々色鮮やかな小鳥を見かける時がありますが、これ、カワセミだったのですねぇ?!^_^;

凄く鮮やかで美しい姿が印象深いです。

ホフマンが歌う「何と美しい絵姿」とカワセミの姿がピッタリです!*^o^*
by YUKI (2008-08-27 00:58) 

euridice

YUKIさん
>彼のタミーノの舞台写真
デビューのがあるにはあるのですが、白黒で小さくてだめです^^;;
http://euridiceneeds.blog.so-net.ne.jp/2005-06-25

リマのデビューは何でしたっけ?

>ホフマンが歌う「何と美しい絵姿」とカワセミの姿がピッタリです!*^o^*
でしょ^^+++
by euridice (2008-08-28 07:44) 

YUKI

ホフマンのデビューの舞台写真、小さな写真で顔が・・・って感じですが、脚線美がセクシーですね!(^o^)
顔が白黒で分かりにくいですが、容姿全て凄く凛々しい感じです。(^o^)


ちなみにルイス・リマのデビューは「カヴァレリア・ルスティカーナ」のトゥリッドゥでしたね。
1974年にリスボンでデビューしたみたいです。^_^
一部の情報では「蝶々夫人」のピンカートンも入っていましたね。
by YUKI (2008-08-28 16:58) 

euridice

YUKIさん
>ルイス・リマのデビュー
ありがとうございます。
>トゥリッドゥ
似合いそうですね^^!
by euridice (2008-08-29 09:17) 

ななこ

一通り聞かせていただきました。
この録音はなんと言ってもホフマンのタミーノが突き抜けて素晴らしく、あとはグルベローヴァにも技巧的に未熟さを見せる時期があったのかと当たり前のことなのにちょっと驚きました。
キャスリーンバトルのパパゲーナは素晴らしいですね。
キリのパミーナはちょっと違和感あります。

タミーノのアリアはもちろんレスタティーヴォや台詞などの部分にもリリカルでありながらホフマンならではの声そのもののパワーと美しさがあってやっぱり偉大な歌手だったと感じ入ってしまいました。
ホフマンの声にはスタジオ録音と思えない生き生きとした躍動的な存在感があって天性のオペラ歌手だったと実感します。

美味しそうなピッツァが印象的でした。(ケーキじゃなかったですよね?)
息子さんのお住まいの窓辺でしたでしょうか・・・ゼラニュームが咲いていました。
育てていらっしゃるのでしょうか?
ミモザも印象的でした。
貴重なホフマンの録音を聞かせていただけて嬉しかったです。
ありがとうございました。
by ななこ (2009-10-10 11:39) 

euridice

ななこさん
お陰で、全曲、久しぶりにじっくり繰り返し聴きましたが、改めて
>なんと言ってもホフマンのタミーノが突き抜けて素晴らしい
と思いました。

>キャスリーンバトル
台詞も実に巧いですね。

>美味しそうなピッツァ
ブルスケッタだと思います。何と言う野菜か忘れましたが、
緑野菜の載ったのが特においしかったです。

同じお店(パン屋のような・・)のケーキもおいしかったです。
一緒に写っていたと思います・・

>ゼラニューム
大家さんが置いているものだそうです。
枯らさないよう気を遣っているのだとか・・
台所の窓です。炊飯器が見えるのがちょっと可笑しいでしょ

>ミモザ
ちょうどあちこちで満開でした



by euridice (2009-10-10 23:02) 

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