ヘルガ・デルネシュ [オペラ歌手２]
ヘルガ・デルネシュ（1939.02.03- オーストリア）は1976年12月、ペーター・ホフマンはもちろんジークムントとして出演した、パリ・オペラ座のワルキューレ（ショルティ指揮）のジークリンデでした。Orfeo.blogのコメントによるとクラウス＝ミヒャエル・グリューバー新演出で双子兄妹は「純白のえらくかっこいい衣裳」だったそうです。関連記事：パリのワルキューレ
他のキャストはブリュンヒルデ：ギネス・ジョーンズ、ヴォータン：テオ・アダム、フリッカ：クリスタ・ルートヴィヒ、フンディング：クルト・モルで、ラジオ放送があったようです。
ヘルガ・デルネシュは、ショルティ指揮の楽しい映画版「ヘンゼルとグレーテル」のお母さん役でしか見たことがありませんでした。いわば汚れ役というところですが、あとで画質最悪の非正規版ビデオのワルキューレのフリッカ役で、すらりと立ち姿の美しい人だと認識しました。
1985年6月、サンフランシスコ、エド・デ・ワールト指揮、ニコライ・レーンホフ演出、ブリュンヒルデ：ギネス・ジョーンズ、ジークリンデ：ジャニーヌ・アルトマイヤー、ジークムント：ペーター・ホフマン、ヴォータン：ジェイムズ・モリス、フリッカ：ヘルガ・デルネシュ、フンディング：ジョン・トムリンソンで、ラジオ放送があったようです。
フンパーディンク：ヘンゼルとグレーテル
ゲオルグ・ショルティ指揮、ウイーン・フィル
アウグスト・エヴァーディング演出
グレーテル：エディタ・グルベローヴァ
ハンス：ブリギッテ・ファースベンダー
母親：ヘルガ・デルネシュ
父親：ヘルマン・プライ
魔女：セーナ・ユリナッチ
デルネシュの声だけならこのCDでおなじみです。
ワーグナー:タンホイザー 全曲
ゲオル・グショルティ指揮、 ウィーン国立歌劇場合唱団、 ウィーン少年合唱団, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ルネ・コロ(タンホイザー)、ヘルガ・デルネシュ(エリーザベト)、クリスタ・ルートヴィッヒ（ヴェーヌス）、 ヴィクター・ブラウン(ヴォルフラム)、ハンス・ゾーティン(領主)、ほか
R.シュトラウス アラベラ
クリスティアン・ティーレマン指揮 オットー・シェンク演出 メトロポリタン歌劇場1994年
アラベラ：キリ・テ・カナワ、ズデンカ：マリー・マクローリン、フィアケルミリ：ナタリー・デッセイ、マンドリーカ：ヴォルフガング・ブレンデル、マッテオ：デヴィッド・キューブラー、伯爵夫人：ヘルガ・デルネシュ、伯爵：ドナルド・マッキンタイヤー
ワイル 三文オペラ
ルネ・コロ、 マリオ・アドルフ、 ヘルガ・デルネシュ、ウテ・レンパー、ミルバ
特にデルネシュが印象的というわけではないですが、一時よく聴いた録音です。
edcさん
こんにちは。
タンホイザーのCDの紹介を、さっそくチェックしました。
左上の椿姫の音源、素敵ですね^^♪
by おさかな♪ (2006-01-08 12:54)
デルネシュはソプラノ時代は残念ながら聞けなかったんですが、メゾに転向してから聞くことができました（「影のない女」の乳母）。
おっしゃるように立ち姿の綺麗な人ですよね。
録音だとクレンペラーのジークリンデと、カラヤンのブリュンヒルデ＆イゾルデの印象が強いですね。
by TARO (2006-01-08 13:50)
おさかな♪さん
＞タンホイザーのCD
これ、とても聞きやすいと思います。
TAROさん
＞録音だと
そういえば、カラヤンのトリスタンもリングも聞いたことはあるのですが・・・デルネシュだったですね^^;
by euridice (2006-01-09 09:23)
TB並びに紹介、ありがとうございます。
なるほど、そういうことか・・・。
TB返しさせていただきます。
by Orfeo (2006-01-09 12:31)
デルネシュといえば、私の中ではメトの「アラベラ」（ブレンデルのマンドリーカが最高^^!）映像での、アラベラ姉妹のお母さん役！というイメージが固まっています。
ヴァルトナー伯爵はマッキンタイヤーでしたが、二人とも品が良く、お茶目な貴族的雰囲気が決まっていて、いいなぁって思いました。
特にデルネシュはダンスシーンも上手くこなしていて、惚れ惚れしました^^
by ヴァラリン (2006-01-09 22:00)
ヴァラリンさん
そうでした。ありがとうございます。書き加えますね^^!
by euridice (2006-01-09 22:51)
http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id442.pdf
デルネシュは、サンフランシスコ歌劇場の「エレクトラ」に出演しています。
by サンフランシスコ人 (2008-04-07 05:04)
サンフランシスコ人さん、毎度ありがとうございます。
そうそうたる顔ぶれですね。
1991年10月、12月（6回公演）
クリスティアン・ティーレマン指揮
アンドレイ・セルバン演出
エレクトラ：ギネス・ジョーンズ
クリソテェミス（妹）：ナディア・セクンデ
クリテメネストラ（母）：ヘルガ・デルネシュ
オレスト（弟）：モンテ・ペダーソン
エギスト（継父）：ジェイムズ・キング
ほか
デルネシュはサンフランシスコ1984年夏の「こうもり」でも
P.ホフマンと共演しています。ホフマンはアイゼンシュタイン、
デルネシュはオルロフスキー公爵。当時はホフマンと結婚中だった
デボラ・サッソンがアデーレ。ジョセフィーン・バストウがロザリンデ。
by euridice (2008-04-07 10:50)