マスネ「ウェルテル」パリ2010年

マスネ：ウェルテル
ミシェル・プラッソン指揮
パリ・オペラ座管弦楽団、オー・ド・セーヌ聖歌隊、パリ・オペラ座児童合唱団
ブノワ・ジャコ演出
2010年1月パリ・オペラ座バスティーユ

この映像、録画を再生して、ちょっとよそ見をしてたら、いきなりリラックスムードのカウフマンが目に飛びこんで戸惑いました。いきなり終わっちゃったのかと一瞬勘違い。最初に戻してちゃんと見たら、↓こういう風に始まっていたのでした。

ダウンロードは🎥こちら

ウェルテル：ヨナス・カウフマン
シャルロット：ソフィー・コッシュ
アルベール：リュドヴィク・テジエ
ソフィー：アンヌ=カトリーヌ・ジレ
全4幕／約2時間50分
クラシカジャパン2011年6月

おさえた色調の絵画的舞台が美しいです。登場人物、特に主役二人は、その絵の中に見事にはまっていて違和感がありません。中でも３幕の舞台が気に入りました。

再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

関連記事：初視聴、映画版「ウェルテル」ドヴォルスキー＆ファスベンダー、新国立劇場で観劇した「ウェルテル」、アルバレス＆ガランチャの映像など↓
http://euridiceneeds.blog.so-net.ne.jp/2008-02-01

コメント 6

この公演をバスティーユで観ることができましたが、仰るように絵画的舞台とプラッソン指揮の演奏の素晴らしさとが溶け合った美しい公演でした。
コッシュとカウフマンも素敵でしたが、ウェルテルは高めの声で聴いてみたい気もします。
by kametaro07 (2011-06-09 17:50) 

kametaroさん
劇場でご覧になったのですね。

コッシュはとても似合っているというか
私のイメージとずれないシャルロットだと思います。

ウェルテルはちょっとつかみにくい感じがあるのですけど、
なかなか良い感じ。ワーグナーよりは似合うと思ってしまいます。

＞高めの声
明るい声ということでしょうか。リンク先にアルバレスとドヴォルスキーの同じ場面の音声ファイルがありますので、聞き比べてみてください。

私はどちらもいいと思いますけど、ドヴォルスキーの必死さに
いつも耳が釘付けになっちゃいます・・^^;;





by euridice (2011-06-09 21:04) 

演出のブノワ・ジャコは、あのトスカの映画監督なんですけど、けっこう評判いいんですね。

ウェルテルってバリトンバージョンもありますけど、カウフマンはテノールバージョンですよね。(笑

>＞高めの声
普通のテノール、クラウスとかアルバレスとかですよね。
ビリャソンもウェルテルよく歌ってますが、バリトンっぽい、バリトン役にシフトしているドミンゴとそっくり、つまり若いのに、声が高齢化してるってことかな。
グリゴーロもウェルテルを歌いたいって言ってますけど、まだロメオの方が似合ってるような....
そういえば、カウフマンってなんでも歌っているようですけどロメオは歌ってないみたい.....今更ロメオでもないってことでしょうけど。
by keyaki (2011-06-09 22:59) 

＞演出のブノワ・ジャコは、あのトスカの映画監督
そうでしたか。ゲオルギュウ、アラーニャ、ライモンディ出演の映画ですよね。

＞ウェルテルってバリトンバージョンもありますけど
知りませんでした。聞いたことないです。検索してみたら、
RSSに登録している「こだわりクラシック」さんの記事がありました。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/takatakao123/35092175.html

ハンプソン歌うアリアのユーチューブリンクもありました。
http://www.youtube.com/watch?v=uD-AB_ukys8


by euridice (2011-06-10 09:22) 

＞いきなりリラックスムード
私、ここ見てませんでした。
録画してるかなとちょっと付けたのがもう始まって１０分ほどたってましたから。
そこからずっと見てしまいました。
コッシュの出待ちの姿はシルエットだけで緊張感ありました。
by ななこ (2011-06-11 23:29) 

きっとご覧にならなかったのだろうと思っていました。
録画の時間がずれちゃったのかと一瞬慌てました。
はじめに入れるのはどうかと思います。

＞コッシュの出待ちの姿はシルエットだけで緊張感ありました。
これはオペラの流れを壊すことがなくて、良かったです。


by euridice (2011-06-12 09:13)