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マリア・ストュアルダ [オペラ映像]

ドニゼッティ:マリア・ストュアルダ
ミラノ・スカラ座2008年1月
NHK_BShi 2011.1.19

アントニーノ・フォリアーニ指揮
ピエール・ルイージ・ピッツィ演出
                              
マリア・ストュアルダ:マリエラ・デヴィーア
エリザベッタ:アンナ・カテリーナ・アントナッチ
レスター伯:フランチェスコ・メーリ
マリアの侍女:パオラ・ガルディーナ
                             
四つ目の映像。
一応歴史劇として、一番それらしいのは、最初に見た映像作品。
それでもレスター伯は締まらない人物で、バカ?!って印象。そういう人物なのでしょうけど、一応貴族だから、そういう雰囲気も欲しいところ。今回のもなんだかねぇ・・で、そういう意味ではびったりというべきなのかもしれません。デヴィーアはさすが聞かせます、見せますでしたけど、他の映像や劇場鑑賞に比べればつまらない。音楽もいまだにとらえらえないし、仕方ないのでしょう。エリザベッタは、らしくない感じというか、やはり身分にふさわしい気品も感じさせてほしい。



video83.jpg1)Petre Weiglの映像作品TV:俳優と歌手は別人
リチャード・ボニング指揮 ボローニャ歌劇場オーケストラ
マリア・ストュアルダ:ジョーン・サザ-ランド
エリザベス一世:ユゲット・トウーランジョー
レスター伯:ルチアーノ・パヴァロッティ

女王が存在感抜群。
ドイツ語のナレーション入りの短縮版。

2)チャールズ・マッケラス指揮 ウェルシュ・ナショナル・オペラ 英語歌唱  TV
マリア・ストュアルダ:ジャネット・ベーカー
エリザベス一世:ロザリンド・プラウライト

二人の女王が逆の雰囲気

3)ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ指揮 フランチェスコ・エスポジート演出
ベルガモ 2001 TV
video831.jpgマリア・ストュアルダ:カルメラ・レミージョ
エリザベス一世:ソニア・ガナッシ
レスター伯:ジョセフ・カレヤ

これもエリザベッタの存在感のほうが際立っていたような・・


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コメント 2

ななこ

再放送されたのですね。
前に見ました。
デヴィーアは時期的にもレパートリーでもグルベローヴァと重なるものが多いので、どうしても比較してしまいます。
藤原オペラで生の舞台を一度見ていますが、優等生的歌唱からどうしても今一歩抜け出せない歌手というイメージを抱き続けています。
でもグルベローヴァ同様にこの声域では素晴らしく長いキャリアを誇ってると尊敬します。
テノールにはどうしても注目してしまいますが、歌唱的にはメーリは悪くないと思った覚えがあります。
同じ頃日本でのリサイタルの放送も見て、なかなかいいセンスを持ったテノールだと思いました。
でも役柄になりきってオペラの舞台で演じることができるかどうかはそれ以上の感性が要るわけでオペラ歌手としての難しさだと思います。
容姿は生まれ持ったどうしようもないものとして、歌唱と演技がしっかりマッチングするかどうかは聴き手の好みの問題もありますし、本当に微妙だと思います。
私は今の時代は演技云々より、自分の好みの声でこう歌い上げて欲しいと思うように歌ってくれれば満足してしまうようです。
それでもなかなかそれすら満たせない歌手が殆どというのが現状です。

by ななこ (2011-02-06 13:24) 

euridice

再放送だったんですね。たまたまTVをつけたら始まる直前だったのでとりあえず録画したものです。

なんというかとにかく面白いと思ってしまう放送にはめったに出会えませんね。
by euridice (2011-02-08 14:50) 

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