SSブログ

オランダのパルジファル [オペラ映像]

2010.12.23:「続きを読む」に追記があります
ワーグナー:パルジファル
pars_vho.jpgヤープ・ファン・ツヴェーデン(Jaap van Zweden)指揮
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団&オランダ放送合唱団
2010年12月 コンサート形式の公演

アンフォルタス:ファルク・シュトルックマン
グルネマンツ:ロベルト・ホル
パルジファル:クラウス・フロリアン・フォークト
クンドリー:カタリーナ・ダライマン
クリングソル:クリスター・St.ヒル
ティトゥレル:アンテ・イェルクニカ

ユーチューブに全曲アップされています。画質、音質ともとても良いです。
リンクは、上から1幕、2幕、3幕

http://www.youtube.com/watch?v=v7cAd9MXRMg
http://www.youtube.com/watch?v=R2y-8f8nvJ4
http://www.youtube.com/watch?v=gSnJww6B13s

一部聴きたい場合、長過ぎて不便なので、さわりの部分3カ所抜粋しました。ついでに字幕をつけました。期間限定です。
↓2幕フィナーレより。ずいぶん優しく歌ってますね・・
http://www.youtube.com/watch?v=5Z_TG2KqZqY
↓聖金曜日の音楽
http://www.youtube.com/watch?v=tMo-UIXF3k8
↓3幕フィナーレより
http://www.youtube.com/watch?v=oTWPbYVqAeE

↓P.ホフマンのパルジファル 再生リスト
バイロイト音楽祭1985年/1982年/1976年
http://www.youtube.com/view_play_list?p=A845014191E81E24


nice!(2)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 7

ななこ

ご紹介ありがとうございました!
見始めたら目が離せなくなって全曲聴きました。
フォークト!
ワーグナーテノールとしてはやっぱり細いと思いますが、これだけ真摯に彼自身の解釈として歌い込んでくれますと聞きいってしまいます。
グルネマンツも素晴らしい。
今日聞いたバイロイトのマルケ王よりずっと合ってると思いました。
そしてやっぱりシュトルックマンはアンフォルタスがいいです!
彼のザックス親方はあまり好みじゃありません。
アンフォルタスの後ではフォークトの声はかなり弱く感じます。
でも、フォークトくん上手いですね。
クンドリはちょっと渋めですが悪くないです。
コンセルトヘボウのホールは懐かしいです。
オランダに息子がいた頃ここで同じオランダ放送フィルハーモニーのコンサートを聴きました。
音響が素晴らしいホールですね。
画質、音質がよくて大画面で堪能しました。

by ななこ (2010-12-17 00:23) 

euridice

このごろのものとしては、非常に良かったですね。
パソコン作業しながらですが、一気に聴けました。

華や熱には欠けるように感じました。
後で、自分があげた動画(バイロイト1985年の一部↓
http://www.youtube.com/view_play_list?p=A845014191E81E24
に行ってみましが、やはり迫り方が違います。

>アンフォルタスの後ではフォークトの声はかなり弱く感じます。
そうですね。だから、1幕はともかくとして、3幕フィナーレの重要な歌が特に物足りなく感じるのでしょう。

フォークトくん、カウンターヘルデンテノールなんて呼ぶ人もいるみたいです。外見は遠目が良いですね。やはりスーツが似合う「紳士服モデルの容姿」というところでしょうか。

スカラ座開幕ジークムントや琵琶湖トリスタンとは、歌も姿も雲泥・・ 


by euridice (2010-12-17 07:50) 

ななこ

私もすぐに85年のバイロイトを思い出して聞きたくなりましたが、昨夜は遅かったのでなりませんでした。
カウンターヘルデンテノールとは面白いですね。
フォークトは高音の張りを逃げて抒情的に鼻に抜いてしまうのが++;;
肝腎なところが女声みたいに聞こえます。
それでも、それなりに自分のものにしてるところが好感持てました。
楽譜をめくるのも忘れて集中してましたね。
映像付きだからよかったのかも知れません。
音声だけだったらどうだったか?
それとコンサート形式だったこともある意味よかったです。

結局この頃のワーグナーテノールの中でこれだけの集中力を見せてくれる歌手はフォークトの他には好き嫌いは大きく分かれるようですが、私的にはカウフマンでしょうか。
実演ではフランツもそれなりに好きでした。

ペーターホフマンは得難い宝を残してくれたと今更にしみじみです。
85年のこのCDのことを教えて下さったのもeuridiceさんでした。
ほんとうに感謝です。

by ななこ (2010-12-17 12:56) 

euridice

>高音の張りを逃げて
>肝腎なところが女声みたいに
なるほどそういうわけなのですか。
全部というわけではなく、ふと女声を感じます・・

>この頃のワーグナーテノール
フランツ、フォークト、カウフマン・・
この辺りは、好き嫌いは別として、
それなりに良いと言うべきでしょうね。


by euridice (2010-12-20 19:56) 

ななこ

字幕ありがとうございます。

>>高音の張りを逃げて
私にはそう聞こえるのですが、他の方が聞かれたらどうか分かりません。

euridiceさんが載せて下さってる動画(1985年)の迫力は凄いですね。
私もCDを聞き直して、やっぱりフォークトくんでは無理だって思ってしまいました。
ついでにクンドリもマイアーの声が若々しくてこの頃はよかったなあと・・・


それでも・・・と考えます。
フォークトくんはよく頑張ってますね。
by ななこ (2010-12-26 18:43) 

kametaro07

なかなか聴く機会がなく、ようやく聴くことができました。
フォークトがコンサート形式で集中して歌っていると、ますます不思議くん、そのまんま「清らかな愚か者」・・・褒めてます^^;
「Ich habe eine Mutter」ではジュネーヴで観た時に隣の人が吹き出してましたが、これを聴きながら同じところで笑ってしまいました^^;
2幕はジュネーヴで聴いた時の方がもっと鮮烈に「アンフォルタス」が響いて見事に変身してた印象がありますが・・・。
3幕は誰が歌っても難しいところだと思います。
ホフマンのように深い味わい、表現のできる人はいません。
それでもフォークトのひたすら純粋な歌声には癒しが内包された独特の良さがあるように思えます。
ご紹介ありがとうございました。
by kametaro07 (2010-12-29 16:34) 

euridice

私もネット交流のお陰でこの公演がアップされているのを知りました。
良い演奏ですね。フォークトにはとても好感が持てます。来シーズン新国のローエングリン、楽しみです。


by euridice (2010-12-29 23:26) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0