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THE BEAUTY OF LIFE [PH]

久しぶりに写真をスライドにしてみました。2011.6.11&12の週末の散歩で撮った写真です。
音楽はTHE BEAUTY OF LIFE
http://www.youtube.com/watch?v=nV5LRPjp2Pk

昨年、同じ曲で。
http://www.youtube.com/watch?v=6UJ8v84gHWk



THE BOLLAND PROJECT DARWIN the EVOLUTION 1991
THE BEAUTY OF LIFE peter hofmann(★ユーチューブ★)
darwin-1.jpgdarwin-2.jpgdarwin-3.jpgdarwin.jpg



慈善事業や記念事業に対する協力、参加も歌手の仕事のひとつのようです。ホフマンも1980年代半ばごろから、様々なチャリティの仕事をしています。例えば、1987年には、オペラ出演とポピュラーのレコーディングの合間に、いくつかの慈善ガラ・コンサートに出演。その一部はテレビ録画されたそうです。こういう活動は、クラシックとかポピュラーとか分類できません。

「ミュンヘンでのエイズ・ガラ・コンサートとバイエルン国立歌劇場でのマリアンネ・シュトラウス財団のための慈善ガラ・コンサートは特筆に値する。大勢の有名なポピュラー歌手と共に「援助の手」プロジェクトにも出演した。『ようこそ、ミュンヘンへ、映像による夢の都市レビュー』と題する記念番組では、ルートヴィッヒ二世の写真が挿入されたあと、『ローエングリン』からグラール物語を歌った。」(伝記2003年刊)

伝記(2003年刊)につけられたディスコグラフィーに、チャリティーという項目があります。
慈善活動のレコード
*愛の歌、ペーター・ホフマン 、デボラ・サッソン、ベルリン心臓連盟に対する寄付LP 1984年
*援助の手、エイズの子どものためのガラ、シングル 1987年
*ダーウィン、進化 生命の輝き、自然保護運動 ファルコ、スージー・クワトロほかCD1992年
*その他、さまざまの関連シングル

ペーター・ホフマンは非常な子ども好きだということですが、病気の子どもに対しては特別に関心が深かったようです。伝記でも小さな子どもの手術をする医者のすばらしさについての発言があります。一カ所引用します。
* * *

なくてもいいものという気持ち

 時々、このなくてもいいものという気持ちがわき起こる。歌手として、なくても済むという感じ。いつだったかロンドンか、シカゴかで、どこかのホテルに閉じこもっていた。そのとき、テレビで、子どもの心臓、まったく小さい赤ん坊の心臓を、手術をしているある医者のポートレートをやっていた。カメラは彼の一日を追っていた。私には彼は超人のように見えた。いかにミリ単位が重要か、どうやって小さな心臓を縫合したり、切開したりするかといった、物凄く複雑な過程を目で追うことができた。そして、家族全員が関わり共に苦しんでいるということも。こういう人は、うまくいけば、生命を与える「力」を持っている。当分の間は・・。それにしても、私がしていることは、たいして必要とされていることではないという気持ちがぬぐえなかった。
 今ここに、「喜びを与える」という論拠を持出すことはできる。根源的な喜びをだれかれなく与えることができれば、けっこうなことだ。ひょっとしたら間違った人に感銘を与えるかもしれないが、同じようなことだ。しかし、その時だけのことだ。それにしてもやはり、不満が残る。私は技術を習得し、今、お金と引き換えにそれを提供している。あの医者ももちろんそうだが、彼の場合、もっと他利的なように思われる。きっと彼は私より沢山稼いでいる。だが、彼がしていることと私がしていることの間には、どうしようもなく大きな落差があるような気がする。朝、私は手術台の前ではなく、舞台の上に立っていて、前にやった正確にその箇所で、もうちょっと早めに悲しむように演出家に求められているのだ。
 何も気がついてくれない人たちのためにあくせく働いている、あるいは、ある演出を勉強していたところ、「交換」された上、次の歌手は、自分が頑張ってやっていた十分の一も打ち込んでいない、という感じがしたりするとき、特に、こういう気持ちになる。やめたい気持ちでいっぱいになる。(1983年刊)
* * *

ERSTMALS FUER DIE BERLINER-HERZLIGA SINGEN GEMEINSAM PETER HOFMANN & DEBORAH SASSON
LieblingsliederI 1984

memo47.jpgIVORY MAN/Peter hofmnn
SCARBOROUGH FAIR/Peter Hofmann & Deborah Sasson
THE SUN AIN'T GONNA SHINE ANYMORE/Peter Hofmann
LET IT BE/Peter Hofmann
BRIDGE OVER TROUBLED WATER/Peter Hofmann
IF I HAD YOU IN MY ARMS AGAIN/Deborah Sasson
FAIRYTALES/Peter Hofmann
ローエングリン "In fernem Land"
ワルキューレ "Winterstuerme wichen dem Wonnemond"
ボエーム  "O soave fanciulla"
蝶々夫人 "un bel di vedremo"
椿姫 "E strano . . .ah, fors' e lui"
↓の写真はこのLPに入っていた冊子から。この団体の会報でしょう。最初の写真は表紙です。
ph_charity.jpg ph_charity2.jpg ph_charity3.jpg ph_charity5.jpg



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Alouette

素敵な自然の映像に毎回心奪われます。 曲と画像の流れが素晴らしい~!!! お散歩道~ 武蔵野に未だこれ程の野鳥が、生息するのですか。。。 中央線沿線育ちで~ 懐かしい思い出に浸りながら~
The Beauty of Life 。。。 ♪♪♪
by Alouette (2011-06-15 17:34) 

euridice

中央線沿線は私も懐かしいです。地方生まれ育ちですけど、学生時代以降その辺をうろうろしてます。はじめてオナガの群れが飛ぶのを目にしたときの感動は今もはきっりおぼえています。
by euridice (2011-06-17 06:37) 

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