新国立劇場「チェネレントラ」 [劇場通い]
今シーズン最後の演目。興奮しました・・というか、大いに気分が高揚しました。ほんとに自然に心から笑えて、喜劇としても非常に楽しかったですが、ヒロインの心情がストレートに伝わって、胸がじ〜〜んとしました。歌手の力でしょう。王子様、乗りに乗ってアリアを繰り返してくれた上、さらに高音を披露。合唱団もソリストも動きもぴったり決まって、気持ちよかったです。
オペラ見始めのころにレーザーディスクで視聴したオペラ映画と同じ演出。舞台も衣装も髪型も全くと言ってもいいほど同じで、懐かしかったです。ダンディーニ、意地悪な姉二人なんて、お顔から体型までそっくりに見えてしまいました。
ロッシーニ:チェネレントラ
デイヴィッド・サイラス指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
ジャン=ピエール・ポネル演出
アンジェリーナ:ヴェッセリーナ・カサロヴァ
ドン・ラミーロ:アントニーノ・シラグーザ
ダンディーニ:ロベルト・デ・カンディア
ドン・マニフィコ:ブルーノ・デ・シモーネ
アリドーロ:ギュンター・グロイスベック
クロリンダ:幸田 浩子
ティーズベ:清水 華澄
オペラ見始めのころにレーザーディスクで視聴したオペラ映画と同じ演出。舞台も衣装も髪型も全くと言ってもいいほど同じで、懐かしかったです。ダンディーニ、意地悪な姉二人なんて、お顔から体型までそっくりに見えてしまいました。
ロッシーニ:チェネレントラ
デイヴィッド・サイラス指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
ジャン=ピエール・ポネル演出
アンジェリーナ:ヴェッセリーナ・カサロヴァ
ドン・ラミーロ:アントニーノ・シラグーザ
ダンディーニ:ロベルト・デ・カンディア
ドン・マニフィコ:ブルーノ・デ・シモーネ
アリドーロ:ギュンター・グロイスベック
クロリンダ:幸田 浩子
ティーズベ:清水 華澄
お久しぶりです。
チェネレントラ、評判がいいですね。カサロヴァのアンジェリーナも興味ありますが、やはりシラクーザのラミロ王子がノリノリでしょうね(^^)以前スポレートの日本公演でもアリアのアンコール&高音強調を披露してくれたので、強く印象に残っています。
ところで、記事とは無関係ですが、今夜チューリッヒの「ドン・ジョヴァンニ」(2007年)をBS2で放送します。以前見逃されたとのことでしたので、告知させていただきました。ぜひご覧ください。
by Sardanapalus (2009-06-14 20:25)
Sardanaさん
ありがとうございます。
今度は忘れないで録画しました。
楽しみです。
>ノリノリ
ほんとにそうでした!
ああじゃないと、退屈というかしらけますね
こういうオペラは、特に・・
>カサロヴァのアンジェリーナ
独特な感じで惹き付けられました。
私も、たぶん一般的にもイメージされてきた
いわゆる「シンデレラ」とは違う
したたかで強くて、ちょっと怖い女^^++
ロッシーニのシンデレラはこうなんだと思います。
by euridice (2009-06-15 08:32)
はじめまして。10日の公演に行ってきました。すばらしかったですね。
私もアンジェリーナは童話よりもけっこう強い性格と思って観に行ったので、カサロヴァのアンジェリーナはとてもよかったと思いました。
by steph (2009-06-18 21:02)
stephさん、いらっしゃませ
>すばらしかったですね。
ほんとに!
>カサロヴァのアンジェリーナ
一途なけなげさに
不覚にも
ほろりとさせられました。
by euridice (2009-06-19 10:44)
こんばんは。
このオペラを観てから、しばらく留守にしてましたが、ずっと脳裏の舞台の楽しさと素晴らしい歌声が残ってました。
ワーグナーやシュトラウスばかりの私の耳に、ロッシーニがこんなに鮮烈に響くなんて、ほんと、ご指摘の通り、歌手の力によるものなんですね。
ポネルの演出も古典と化してますが、ずっと残るものに思いました。
新国もなかなかのプロダクションを引っ張ってこれるようになったものです。
by yokochan (2009-06-20 21:58)
yokochanさん
やっぱりオペラは歌手次第とつくづく思います・・
同時に何がおもしろいかは行ってみなくちゃわかりませんね。
by euridice (2009-06-22 08:27)
TBの承認ありがとうございます。
王子のふりをしたダンディーニがドン・マニフィコに、「実は秘密が...」と事情を打ち明けるところで、ドン・マニフィコが、「ぼくと結婚したい?!」には、思わず笑っちゃいましたが、あれはアドリブみたいですね。
ロッシーニのチェネレントラは、私たちが知っているシンデレラよりも、現代に通じるものがあって、フィナーレのアンジェリーナの歌は感動しますね。
by keyaki (2009-06-22 14:23)
>TBの承認
こちらこそ
ポネルの映画が初めての「チェネレントラ」でしたが、ニセ王子が赤いバラを持って歌うところはすぐに気に入りましたが、はっきり言って後は退屈でした。
ここの「パパにそっくり」は特におもしろかったです・・
今回のは全編おもしろくて退屈するところがありませんでした。
by euridice (2009-06-23 10:42)