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ロバート・ディーン・スミス [オペラ歌手]

Wagner Portraitロバート・ディーン・スミス(T アメリカ、カンザス州 生年不詳 HP)は、2002年3月、新国立劇場の「ワルキューレ」でジークムントでした。1幕、ジークムントが父ヴェルゼに呼びかける「ヴェ〜〜〜〜〜ルゼ」を延々とのばすので、いったいいつ終わるのかと思って、しらけたものです。

後にインタビュー記事かなにかで、スミス氏、ここをのばすことにキャリアを懸けているとの発言あり。冗談半分かもしれませんが、なかなか古典的なテノール氏です。現在はバイロイト音楽祭のトリスタンというところですが、バイロイト音楽祭デビューは1997年、ワルター・フォン・シュトルツィング@ニュルンベルグのマイスタージンガー。

新国立劇場には2006年3月にドン・アルヴァーロ@運命の力にも出演。正直なところ、もう何も覚えていません。以下、当時の感想の転記です。
「 運命の力最終日。ほぼ満員かしら。桜は満開ですが、とても寒い日。まさに花冷えというところ・・・オペラのほうは、まあそこそここんなものかというところ・・・ヒロインの兄役のキャラずれが相当気になったのと女占い師のこもり声とリズム感のずれ振りというか、彼女の登場場面はすっかり興醒め。それでなくても、彼女登場のシーンは好きじゃないんですから。ヒロイン、レオノーラと運命に翻弄される彼女の恋人ドン・アルヴァーロは、抑揚、陰影などはほとんど感じられないけど、声は朗々と美しく響き渡ってました。ディーン・スミス、ワーグナーよりいいんじゃないかしら?」

関連記事:
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ななこ

ロバート・ディーン・スミスといっても私はこのCDしか聞けないのですが、声が明るすぎますね。
明るい声をもう少し上手くコントロールして歌えないものかと焦れったいです。
シュトルツィングからローエングリンまで全て同じ調子でワーグナーに似つかわしくないポルタメントも多用で気色悪いです。
でも、最近聞くワーグナーテノールは概ねディーンスミスタイプで皆似たようなものだと思います。

>ワーグナーよりいいんじゃないかしら
イタオペのテノールロールで磨いてくれたら結構いい線いきそうですね。

by ななこ (2008-08-19 17:52) 

euridice

>このCD
14曲と盛りだくさんです・・
1曲目(はじめよ!〜マイスタージンガー)から
退屈^^;;
by euridice (2008-08-22 06:10) 

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