ドヴォルザーク作曲「ルサルカ」 [PH]
このオペラは、前にもちょっとだけ取り上げました。こちらですが、新情報を得たのでもう一度。このオペラ、水の精ルサルカが恋に落ちる王子は、テノールで歌われます。P.ホフマンの伝記のディスコグラフィーに、「ビデオ:ルサルカ チェコの俳優のための吹き替え 1976年」との記載があり、気になります。もしかしたら、この映画版をドイツ語に吹き替えたものなのかもしれないと思っています。
そして、この映画の吹き替えかどうかはやはりわかりませんが、ネット・ラジオ(BAYERN4)が2005年11月22日19時に、1976年録音の「ルサルカ」を放送したという記事を見つけました。知っていれば、聴けたのに...と、とても残念ですが、こういう放送を事前に知る事はとてもむずかしいでしょうから仕方ないですね。その記事によれば配役はこうです。
ドヴォルザーク:ルサルカ(ドイツ語歌唱)
マレク・ヤノフスキ指揮 1976年
バイエルン放送交響楽団、合唱団
ルサルカ:リリアン・ズキス
王子:ペーター・ホフマン
水の精の老人:テオ・アダム
魔女イェジババ:ローゼ・ヴァーゲマン
※マレク・ヤノフスキ:指揮者、1939.02.18- [ポーランド→ドイツ]
※リリアン・ズキス:ソプラノ、1942.06.29- [ソ連(リトアニア)→カナダ]
※テオ・アダム:バス・バリトン、1926.08.01- [ドイツ]
※ローゼ・ヴァーゲマン:ソプラノ、1940.07.23- [ポーランド]
運がよければ、いつか聴けるかもしれません。この役では、専属劇場で舞台に立った可能性もあると思います。
検索していたら、リリアン・ズキス@ルサルカ、マヌス?@王子の映像を、youtubeで見つけました。画質は相当ぼけぼけ、音質もあまりよくありませんが、リンクします。youtube(1)、youtube(2)
チェコの映画のほうもyoutube(3)、youtube(4)で最後のシーンが見られます。ついでに、演じているのは俳優、歌はガブリエラ・ベニャチコヴァー(1944.03.25- チェコ)のルサルカ、ベテル・ドヴォルスキー(1951.09.25- スロヴァキア)の王子の映画版もあります。youtube(5)、youtube(6)
プラハ国民劇場公演の映像も登場しています。
>ネット・ラジオ(BAYERN4)が2005年11月22日19時に、1976年録音の「ルサルカ」を放送したという記事を見つけました。
ええっ?!70年代のこういう録音の放送って、珍しいですよね。
それにしても、去年の11月なら、私、お昼間に余裕で聴けたはずなのに…残念です。
再放送の可能性もあるかもしれませんから、情報の収集はこまめにする必要がありますね。
by ヴァラリン (2006-10-04 20:20)
「ルサルカ」もわりと映画になっているんですねぇ。
映画版の場合は演技を俳優がやって吹き替えで歌手が歌う事があるようですねぇ。(^_^)
一瞬2番目の写真を見るとホフマンかと思っていたのですが、映像を観てみたら俳優が演じてたんですねぇ。(^^;)
「ルサルカ」は以前はTVで放送されたものを観たことがありましたが、映像になったら違った味わいを感じられますねぇ。(^_^)
by YUKI (2006-10-04 21:11)
ヴァラリンさん、ほんとに残念でしたね......
YUKIさん
>一瞬2番目の写真を見るとホフマンかと
^^; 遠目だとちょっと似てるでしょ。そう思って載せてみました^^;
つまり、吹き替えても違和感がないと思います。顔と声が合ってなくて奇妙な感じのする吹き替えもけっこうありますね。
by euridice (2006-10-05 10:26)