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ガス人間、第1号 [映画]

いつも楽しみに読んでいるblog、Il quaderno d'Estateでの紹介を読んで、見たいと思っていた映画です。見ました^^ 昭和35年(1960)制作、風景、風俗など、やはり隔世の感ありでしたが、おもしろかったです。八千草薫、土屋嘉男、左卜全が特によかった。八千草薫さんには見とれてしまいます。台詞回しも明瞭で美しく、聞き惚れます。あの自分が何をしているのかよくわかっていないみたいな科学者大先生も奇妙な存在感でした。まとまりのいいオペラみたいな作品でした。

八千草薫演じる家元さんの最後の舞台、
すばらしい踊りのテーマは「情鬼」
これって、「蒸気」と掛けた言葉遊びになってますね^^;


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コメント 2

なつ

あらー、えうりでぃーちぇさんもご覧になられましたか (^^;
当時、話題になっていた-今でもしょっちゅうなっていますが-「家元制度」問題を、本多監督はこの作品に取り入れたのだそうです。
荒唐無稽な話なのに、見終わった後に間違いなく、何かが残るのが本多+円谷作品の常です。
そして、この映画での八千草さんの美しさは、若い映画ファンの間でも伝説なのだそうです!
by なつ (2005-03-12 01:23) 

euridice

おかげさまで、いい映画を見る事ができました。
納得でした^^

>「家元制度」
比類のない集金組織としての側面を露骨に描いてましたね。今だって健在というかますます強力になっているのでしょうか?
by euridice (2005-03-12 07:34) 

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