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歌手対演出家 ドタキャンの真相? [人々]

演出家パトリス・シェローは、バイロイト祝祭劇場という初めての場所で、とにかく歌手たちとうまく折り合いをつけ、少なからぬ歌手から大きな信頼を勝ち得たわけです。少なくともP.ホフマンにとっては、最高の演出家になりました。ここでは、P.ホフマンとも接点のあった大演出家ジョルジョ・ストレーレルとルネ・コロの確執について、コロの自伝から紹介します。

keyakiさんのところで話題になった1981年12月、ミラノ・スカラ座のシーズン開幕、ローエングリン新演出初日。ルネ・コロはこの初日12月7日には出演したものの二回目の公演12月10日以降は出演しませんでした。理由は演出家ジョルジョ・ストレーレルと意見が合わなかったためと言われています。

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マリオ・デル・モナコ [人々]

ヴェルディの伝記映画で一番興味深い点は、舞台場面がたくさんあって、撮影当時のイタリアのオペラ歌手たちが登場することでしょう。特にマリオ・デル・モナコとティート・ゴッビには注目です。
マリア・カラスとマリオ・デル・モナコは、私でさえ、子どものころから名前だけは知っていたすごい歌手(なんでそんなに有名なのかは、全然わかりませんでしたけど・・)です。
マリオ・デル・モナコの息子はオペラ演出家らしいというのは、オペラのLDを見るようになって知りました。たしかメトの「西部の娘」で演出者の名前を見て、あのデル・モナコに関係がある人だろうと思ったのが最初です。

「魔弾の射手」の項で、引用したようにP.ホフマンとも接点があったということです。

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