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2003年刊の伝記:表紙と目次 [2003年刊伝記]

資料2
Marita Türschmann
PETER HOFMANN
Singen aus Leidenschaft
2003
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 外見がワーグナーのオペラの主人公たちの姿とこれほど合致するテノールは二人とはいないのではなかろうか。ペーター・ホフマンは、声の力と豊かさによってだけでなく、抜群の存在感によっても、大評判になった。その存在感こそが世界中のファンを魅了したのである。ヘルデンテノールとしての世界的キャリアのクライマックスは、バイロイト音楽祭への出演であった。バイロイトでは1976年以来感銘を与え続けた。そのほかに、1982年以降、ロック・ミュージシャンとしてのキャリアを開始し、この二つ目のキャリアでも成功をおさめた。
 マリタ・ターシュマンは、この芸術家との緊密な共同作業によって、オペラの舞台とロック・コンサートの間を往復したスターの波乱万丈の半生を描いている。ホフマンのパーキンソン病との闘いについても詳しく述べている。

 マリタ・ターシュマンは、ハンブルクで音楽学とドイツ文学を学び、出版関係の仕事をしている。この本は数年にわたるペーター・ホフマンとの共同作業によって完成をみた。

マリタ・ターシュマン著
ペーター・ホフマン 歌への情熱
2003年3月 ヘンシェル出版 ベルリン


目次
ペーター・ホフマン、輝ける男 ヴォルフガング・ワーグナー 
「ほんとにジークムント? まさにジークムントだった」ペーター・ホフマンとの初めての出会い  
*「自分の人生が、おそらく音楽に関連して、何か特別なものになるような気がしていた」マリエンバートからバイロイトまで   
世界をまわって ローエングリン、フロレスタン、そして、初めてのトリスタン
*オペラ歌手でロック歌手に、矛盾なし    
「この病気は私には似合わない」パーキンソン病の診断  病気と共に生きる
「ドイツ人はペーター・ホフマンを誇りに思うべきです」アンナ・マリア・カウフマン談
謝辞
パーキンソン病とは何か
ペーター・ホフマン・パーキンソン病研究プロジェクト
ディスコグラフィ


『成功を可能にするためには、夢中になる何かがなければならないと、私は確信している。今日、それ以外に成功する道はない。人は多くの困難や退却を乗り越えなければならないが、他人の意見に依存するのは望ましくない。時には難しくても、人は自分自身をこそ信じるべきである』ペーター・ホフマン

音楽は私の初恋
そして、最後の恋
未来の音楽
そして、過ぎ去った日の音楽

音楽のない生活
自分の音楽を持たず生きることはできそうもない
荒れ狂う世界の中で
私の音楽が私を導いてくれる
(J・マイルズ)

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