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大地震+原発事故 [出来事]

いつか来ると恐れていたこと。大地震は私にとって直撃ではなかったけど、その時が近づいたと感じて怖さ倍増中です。今回大震災の被災地の報道に接するたびに、あすは我が身+同情で、疲れています。一方、原発事故は正直青天の霹靂。原子力発電というものがあることは漠然と知っていましたが、詳しいことは知りませんでした。原子力の平和利用というのを聞きかじったのは中高時代でしたが、懐疑的でした。あんな怖いもの使ってほしくないし、危ないにきまっているという感じ。小学校からの広島育ちで原子爆弾の話を浴びるように聞いたり、読んだりしました。3月11日の大地震+大津波。原子炉が運転停止したというニュースにほっとしたのもつかのま。翌日には事故の報道。原発についてはじめていろいろ調べました。あけてびっくり。日本中、原発だらけではありませんか。

で、故郷の近くにもあるので、距離を調べたところ、な〜〜んと23.6キロ。大事故が起きたら避難区域の可能性大。20キロ圏だの30キロ圏だのってのは、関係ないとけっこう近いような気がする人も多いのではないかと思いますが、私の田舎を思えば、あの原発なんてとんでもなく遠いところです。見たこともないし、話題になったこともないし、行ってみようと思ったこともない。当然なんでしょうけど、えらく交通不便なところ。県庁所在地からは59(市内から65)キロ。やはり大?都市からはなるたけ距離をとるようがんばっているんですねぇ〜〜感覚的にはそっちからの方が近いような気がしてました。

2011.4.7付けの朝日新聞に岩波書店が雑誌『世界』『科学』の一部を無料公開したとの記事がありました。↓
http://www.iwanami.co.jp/company/index_i.html
* 『世界』2011年1月号の特集「原子力復興という危険な夢」のうち、次の3論文
o マイケル・シュナイダー/田窪雅文訳「原子力のたそがれ──米・仏・独のエネルギー政策分析から浮かび上がる再生可能エネルギーの優位性」
o 明石昇二郎「原発輸出──これだけのリスク」
o 葉上太郎「原発頼みは一炊の夢か──福島県双葉町が陥った財政難」
* 『科学』の次の2論文
o 青山道夫・大原利眞・小村和久「動燃東海事故による放射性セシウムの関東平野への広がり」(1999年1月号)
o 石橋克彦「原発震災──破滅を避けるために」(1997年10月号)

関連検索結果:
http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/2011touhoku.html

本:
隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ(小出裕章)
常識「日本の論点」 (文春新書)
(39原発をやめても電力はまかなえるか〜原発事故とエネルギー論争)
一日一発想366日 (講談社プラスアルファ文庫)(〜エネルギー源 糸川英夫)
原子炉時限爆弾(広瀬隆)
東京に原発を! (集英社文庫)(広瀬隆)
プルトニウムの恐怖 (岩波新書 黄版 173)(高木 仁三郎)
日本の原発、どこで間違えたのか(内橋克人)
原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識(広瀬隆 藤田裕幸)
原子力神話からの解放 -日本を滅ぼす九つの呪縛 (講談社+アルファ文庫 G 227-1)(高木 仁三郎)

ネット検索の一部:
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html(原発がどんなものか知ってほしい 平井憲夫)
http://takedanet.com/ (武田邦彦)
http://www.ustream.tv/recorded/13373990#utm_campaigne=synclickback&source=deniedbyhost&medium=13373990 (田中優)
http://www.local.co.jp/news-drift/comment-genpotu2.html(2003・2/16電力危機)
http://www.local.co.jp/news-drift/news2011-2.html(予断を許さない危機的原発)
http://www.youtube.com/watch?v=ovv2__vc-Nk(広瀬隆)
http://www.spiegel.de/panorama/0,1518,bild-192707-751072,00.html(放射能拡散シミュレーション)
http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk(小出裕章)
http://www.nsc.go.jp/hakusyo/hakusyo12/mokuji.htm(原子力安全白書平成12年)
http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI
(チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染-1 NHK)
http://www.youtube.com/watch?v=1C-h_cX6ThA(東京電力原発CM)
http://www.youtube.com/watch?v=PLJVLul6Wz0(原発なしでも電力足りてる)

http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/report/detail/Y98019.html
http://agora-web.jp/archives/1286644.html(石井孝明)
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51657414.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/754.html(非情な政府です 小出裕章)
http://actio.gr.jp/2007/11/19061359.html(小出裕章)
http://promotion.yahoo.co.jp/charger/200704/contents05/theme05.php(原発って2007.04)
http://www.wa-dan.com/article/2011/03/post-84.php(福島原発は欠陥工事だらけ 週刊朝日2002年9月20日)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20110402-01-0901.html(飯田哲也2011.4.2)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20110403-01-0901.html(最悪のシナリオと・・2011.4.3)
http://www.iwanami.co.jp/sekai/2011/01/pdf/skm1101-3.pdf(双葉町と原発)
http://blog.goo.ne.jp/komafuku/e/e5eb5266e6c2d8e2bf7633d82110a537(給付金)
http://www.chubu.gr.jp/profile/factory/01.html
http://www.nuketext.org/yasui_koufukin.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE%E6%8A%95%E4%B8%8B#.E5.85.A8.E5.A3.8A.E5.85.A8.E7.84.BC.E5.9C.8F.E5.86.85(ヒロシマ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000568-san-soci(山村武彦・防災システム研究所長)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110327k0000m040036000c.html(「貞観地震」の解析軽視)
http://sekiyunokatachi.seesaa.net/article/121683275.html(2009年06月17日)
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2011/03/post-306.php(2011.3.31池田信夫)
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/03/post-278.php(2011.3.30冷泉彰彦)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110325/219150/
http://www.icoro.com/201103145746.html#disqus_thread
http://www.ustream.tv/recorded/13875457(郷原信郎さんと勝間和代さんの対談)
http://www.youtube.com/watch?v=zR9YoSB9-po
http://www.youtube.com/watch?v=n_ftDXPrJ8w(恐怖の<を煽る?>!シミュレーション)
http://www.youtube.com/watch?v=bJlul0lTroY(プルト君)
http://www.youtube.com/watch?v=P-gLBkagN3M

http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/753.html(チェルノブイリ・百万人の犠牲者)
http://wiredvision.jp/blog/gohara2/201104/201104201515.html
https://spreadsheets.google.com/pub?hl=en&hl=en&key=0AjgQ0pwrXV8YdGJORHAzdi1qMlFldUMwRkl4V3VfN0E&output=html

http://www.youtube.com/watch?v=XY6Ia3BF5iw(朝まで生テレビ第1部 1988)
http://www.youtube.com/watch?v=yEwmEFmSi9I(朝まで生テレビ第2部 1988)

http://usio.feliseed.net/paetone/(パエトーン潮出版社無料WEBコミック)
東京原発 [DVD]http://www.youtube.com/watch?v=oIRSk45ea0Y(映画東京原発 DVDもあります)
http://www.engy-sqr.com/watashinoiken/iken_htm/ogasawara_tokyogenpatu.htm

http://video.google.co.jp/videoplay?docid=4411946789896689299&hl=ja#(1995)

http://simanto114.blog116.fc2.com/(伊方原発の30年)

http://fukugenken.e-contents.biz/index(福島大学原発災害支援フォーラム)

チャイナ・シンドローム コレクターズ・エディション [DVD]スリーマイル事故寸前に公開されたという映画。古いって感じはしませんけど、問題がぼやかされているというかなんというか、そんなような気がします・・



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Jem

え~と、なんといいましょうか、恐怖を煽る方面のリンクがかなり多いような・・・
まず、大阪大の菊池誠教授のとこでも読んで落ち着きましょう。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/
大阪大内の(「公の」)ブログです。

なお、平井憲夫氏の文は、有名な怪文書です。
http://www.faireal.net/articles/6/12/
武田邦彦氏は原発の恐怖を煽るために、情報を伏せて書く人です。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110318
(東京に放射性物質は飛んできません。安心してください。)
by Jem (2011-04-05 20:53) 

euridice

Jemさん、コメントとリンクありがとうございます。

どれも丸ごと信じてはいません。
原発には、様々な意見、立場があるとは思っていますが、
実際、相当に微妙ですね。

>落ち着きましょう
正直なところ、次の大地震と富士山噴火のほうが怖いです。
心配しても仕方ないですけどね。

Jemさんの日記の記事のリンクも興味深いので入れさせていただきます。外国人学生、減少進行中です。どの辺で下げ止まるでしょうか。貿易、観光等々、外国関連は大問題だと思います。


by euridice (2011-04-06 00:55) 

hasida

国分寺に住む姉に送ったメールになります。
リンク先の頁がどんどん書き足されていて、
むしろ見通しが悪くなっている感もあるのですが。

ここから・・・

title:安心材料

こちらの頁になります。

http://square.umin.ac.jp/~massie-tmd/I131.html

この中ほどにある「セシウム137の体内での
経年変化の図」というのを開けていただくと、
詳しくは書いていないですが、多分日本人と
思います、の体内セシウム量の変化があります。

セシウムは半減期30年、放射性ヨウ素が8日、
なので完全には対応しないかもしれませんが、
(ヨウ素は日本にたどり着く前に消えているが、
セシウムは全世界にあまねく分布する、とか)
あれだけ大騒ぎしたチェルノブイリでも、
ようやく誤差水準を越える程度にしかなら
ない、のが見て取れます。

このグラフの起点の63年が、想像ですが、
体内セシウムが検出できるようになった時期で、
ほぼ同時期に大気圏内核実験が行われなくなり、
体内セシウムが減っていく様子を観察していて、
落ちるところまで落ちてつまらなくなったので
測定も中止していたところでチェルノブイリ
事故発生、そこで測定を再開してみたけれど、
チェルノブイリ一発くらいでは1960年前後の核実
験からみると僅少な影響しかないことが分かった、
ということでしょう。

原発から20km以上離れている人が何を食べて
何を飲んでも、1960年代の子供達(我々)の
被爆量には遠く及ばない、そして我々にどれだけ
被爆の影響が出てましたっけ、です。
好んで被爆する必要は全然ありませんが、こう
なっちゃったからには、発生しうる被爆の程度を
以前との対比で知っておけば、安心できるような
気がします。

・・・・ここまで

原発をどうすべきだったか/これからどうするか
の議論とは全く別として、起こってしまった現状
に対しては、東京以上に安全な愛知県の住民として
「福島でも茨城でも魚も野菜も持って来てくれ
 さえすれば美味しく戴くつもりなのに」です。

大抵地元の魚と野菜を食べていますが、以前より
唯一産地指定で購入している茨城産「干し芋」は
供給のある限り今まで以上に買って食べていこう
と思っています。
(芋の種類が特別とのことで、中国産は言うまで
 も無く、静岡産と比べても全然違うのです。)
by hasida (2011-04-06 21:03) 

euridice

hasidaさん
コメントとリンクありがとうございます。

原子力発電については危険なものだけど、専門家がちゃんとやっているのだろうから・・と思っていました。そして、どういうものかについてはほとんど知りませんでした。今回、初体験の凄い揺れの地震で運転停止という報道にほっとしのもつかのま、こういう事態になって、おくればせながらネットでいろいろ読んでいます。

原発反対の立場の方たちによる情報を読んでも、恐怖心を煽られたりはしません。どういう立場からの情報であれ、原子力発電についていろいろ知ることは、その功罪について、そして現在進行中の放射能騒ぎなどについて、判断するために重要なことだと思います。

>1960年代の子供達(我々)
そういえば、私たちの育った時代、雨が降ると、放射能が降ると思ったものですね。核実験が減る(?多分)中、忘れるともなく忘れていました。

原爆、第五福竜丸、各国の核実験、チェルノブイリの事故など、これまでは外国にによる放射能でしたが、日本発が出てしまったことは、本当に悲しいです。

リンク先、興味深く読みました。
核兵器と原子力発電を関連づけた情報をさがしていましたが、
あまり見つかりませんでした。とても参考になります。


by euridice (2011-04-07 10:59) 

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