新国立劇場「アンドレア・シェニエ」 [劇場通い]
仕事帰りに寄り道しました。1階サイドと後方はもったいないくらい空席がありました。新演出時に見たものです新演出時の記事
画像は、来シーズン「注目の2演目先行発表」のチラシです。開幕公演は新演出「トロヴァトーレ」最終でしょうか、6月にはこけら落とし以来の「ローエングリン」新演出だそうです。「ローエングリン」の演出は「さまよえるオランダ人」「魔弾の射手」を演出したマティアス・フォン・シュテークマン、指揮、ペーター・シュナイダー。ローエングリン、クラウス・フローリアン・フォークト。「ホフマン物語」以来です。エルザ、リカルダ・メルベート。「タンホイザー」のエリーザベトが印象的でした。たしか「コジ・ファン・トゥッテ」にも出演しました。
3幕のジェラール、マッダレーナのアリアは感動的でした。オーケストラは、ほんとに耳をつんざくような大音響がすさまじかった。このオペラにはぴったりなんだと思います。カーテンコール、おもしろかったです。マッダレーナのファンティーニに拍手喝采、彼女、ふと自分が最後だと思っちゃったみたいで、出演者手をつないで全員で挨拶に入りそうに・・観客も、私を含めて大勢が一瞬そう思っていた雰囲気、一呼吸おいたところに、シェニエ役のテノールが出てきて、あれ?!っていう雰囲気。あれ?!じゃなくて、あらら〜〜ですね。ファンティーニも我に返り、あわてて彼を迎えて、謝っている様子・・ なんというか、シェニエってタイトルロールなのに、余程のテノールがやらないとほんと影が薄いってことですね。今回のようにソプラノが完璧格上で、その上、ファンティーニはある意味新国の歌姫ですからねぇ・・いかにもテノールらしいテノール氏にはお気の毒でした。そんな彼に対して、ブーイング大好き氏も一人頑張ってましたし・・
ウンベルト・ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ
フレデリック・シャスラン指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
フィリップ・アルロー演出
新国立劇場2010年11月
アンドレア・シェニエ:ミハイル・アガフォノフ
マッダレーナ:ノルマ・ファンンティーニ
ジェラール:アルベルト・ガザーレ
画像は、来シーズン「注目の2演目先行発表」のチラシです。開幕公演は新演出「トロヴァトーレ」最終でしょうか、6月にはこけら落とし以来の「ローエングリン」新演出だそうです。「ローエングリン」の演出は「さまよえるオランダ人」「魔弾の射手」を演出したマティアス・フォン・シュテークマン、指揮、ペーター・シュナイダー。ローエングリン、クラウス・フローリアン・フォークト。「ホフマン物語」以来です。エルザ、リカルダ・メルベート。「タンホイザー」のエリーザベトが印象的でした。たしか「コジ・ファン・トゥッテ」にも出演しました。
3幕のジェラール、マッダレーナのアリアは感動的でした。オーケストラは、ほんとに耳をつんざくような大音響がすさまじかった。このオペラにはぴったりなんだと思います。カーテンコール、おもしろかったです。マッダレーナのファンティーニに拍手喝采、彼女、ふと自分が最後だと思っちゃったみたいで、出演者手をつないで全員で挨拶に入りそうに・・観客も、私を含めて大勢が一瞬そう思っていた雰囲気、一呼吸おいたところに、シェニエ役のテノールが出てきて、あれ?!っていう雰囲気。あれ?!じゃなくて、あらら〜〜ですね。ファンティーニも我に返り、あわてて彼を迎えて、謝っている様子・・ なんというか、シェニエってタイトルロールなのに、余程のテノールがやらないとほんと影が薄いってことですね。今回のようにソプラノが完璧格上で、その上、ファンティーニはある意味新国の歌姫ですからねぇ・・いかにもテノールらしいテノール氏にはお気の毒でした。そんな彼に対して、ブーイング大好き氏も一人頑張ってましたし・・
ウンベルト・ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ
フレデリック・シャスラン指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
フィリップ・アルロー演出
新国立劇場2010年11月
アンドレア・シェニエ:ミハイル・アガフォノフ
マッダレーナ:ノルマ・ファンンティーニ
ジェラール:アルベルト・ガザーレ
2010-11-13 00:02
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コメント(5)
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やっぱりフォークトのローエングリンなんですね。
トロヴァトーレですか....
ルーナが決まってないみたいですね。レオノーラは、グリゴーロのメトデビューで、ミュンヘンのルサルカにシュテンメの代わりに出たオポライスの代わりにムゼッタを歌ったアメリカ人ソプラノですね。
アンドレア・シェニエは、あのマッダレーナのアリアにつきますね。ジェラールもシェニエも素晴らしいアリアがあるんですけど。
by keyaki (2010-11-14 09:39)
>ジェラール
ジェラールのアリア、マッダレーナのあのアリア以上に感動的でした。
マッダレーナのは、ちょっと情緒過多に感じました。新演出の時は感じなかったのですけど、このアリアを初めて聴いてほんとに心を打たれた映画「フィラデルフィア」の中のマリア・カラスの表現のほうがいいなぁなんてふと思ってしまいました。
来シーズンの「トロヴァトーレ」歌手さん、楽しみ〜という感じではないのが残念です。ルーナ伯爵がわからないのはちょっと楽しみかも。
by euridice (2010-11-14 21:12)
こんばんは。
18日に行ってきました。
寒い一日でしたが、少し興奮して上気した頬に寒さが気持ちよかったです。
新演出は逃してしまったのですが、とてもいい、センスある演出ですね。
そして、確かに>新国の歌姫<ですね、彼女。
耳がビンビンと痛くなるくらいの声と明るい性格。
日本人好みかもです。
そして、フォークトのローエングリンがいまから楽しみです!
by yokochan (2010-11-19 23:20)
す、すいません、違う筋のブログをTBしてしまいましたぁ(笑)
by yokochan (2010-11-19 23:25)
yokochanさん
>フォークトのローエングリン
キャンセルなしで願いたいですね。
こけら落としローエングリンはザイフェルトがキャンセルでがっかりしました。
>彼女
トスカ、アイーダ、レオノーラなど見ましたが
今回が一番美しかったように思います^^++
>違う筋のブログ
こちらは承認せずに削除します。
by euridice (2010-11-20 13:35)