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R.シュトラウス「ばらの騎士」バーデンバーデン2009年 [オペラ映像]

リヒャルト・シュトラウス:ばらの騎士
ヘルベルト・ヴェルニケ演出
(1995年ザルツブルク音楽祭とパリ・オペラ座共同制作によるプロダクション)
クリスティアン・ティーレマン指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニア合唱団
カールスルーエ・ヘルムホルツ小学校児童合唱団
2009年1月31日バーデン=バーデン祝祭劇場
「バーデン=バーデン冬の音楽祭2009」
クラシカジャパン2010.10.30(日本初放送)

元帥夫人:ルネ・フレミング
オクタヴィアン:ソフィー・コッシュ
オックス男爵:フランツ・ハヴラタ
ゾフィー:ディアナ・ダムラウ
ファーニナル:フランツ・グルントヘーバー
マリアンネ:イルムガルト・フィルスマイアー
ヴァルツァッキ:ヴォルフガング・アブリンガー=シュペルハッケ
アンニーナ:ジェーン・ヘンシェル
イタリア人歌手:ヨナス・カウフマン



そこそこおもしろかったです。全体的にドタバタ感が強い感じ。このオペラ、日本的に言えばまさに宝塚ですが、ばらの騎士参上がいきなり大階段って、そのまんまという感じ。

音楽にもお芝居にもあんまり関係ない感想:
なかなか美形のオクタヴィアンでしたが、口の大きさには、どうしても目がいっちゃいます。ずっと前、「コジ・ファン・トゥッテ」のドラベッラもそうでした。ゾフィーは可愛い。カマトト振りも好感が持てました。3幕の普段着姿は随分印象が変わって、最初、だれ?って思いました。ちょっと紀子様の雰囲気??アンニーナの怪物振りはなかなかいけてました。相当役柄限定されそう・・なんて思いながら、見とれました。オックス男爵はちゃんと鈍感力の権化。庶子は酔っぱらいすぎ。かつてのオランダ人がファーニナルとは?と思いましたが、似合ってました。各種元帥夫人に出会いましたが、この元帥夫人もよいと思います。何というのかしら、元帥夫人に朝食運んできたりするの、顔黒塗りのピエロより、可愛い男の子がやっぱりいい。あ、イタリア人歌手、そりゃ今をときめく?!テノールですから、注目しました。

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コメント 4

kametaro07

これを観るために他の都市から日帰りだったのですが、帰るのにアタフタしたのが懐かしいです。

>全体的にドタバタ感が強い感じ。このオペラ、日本的に言えばまさに宝塚ですが、ばらの騎士参上がいきなり大階段って、そのまんまという感じ。
ですよね^^私も感想に同じこと書いてます。
by kametaro07 (2010-11-02 11:31) 

euridice

kametaroさん、TBありがとうございます。

>帰るのにアタフタ
読みながら一緒に焦ってしまいました。新国でも、帰りを特急にして座席指定券買ってて、終演が遅れたりすると、もう必死の気分になります。別に遅れたって座席指定数百円損するだけで、困らないんですけど・・

>感想に同じこと
同じように感じたんだ〜と思ってうれしくなりました。


by euridice (2010-11-02 13:34) 

ななこ

>そこそこおもしろかった
私もそう思いました。
あちこちにへ~^^と思う工夫がありました。
それがいいとか悪いということではないのですが。

>なかなか美形のオクタヴィアン
横顔では全然気にならないのですけれど正面のアップでは、特に宝塚の大階段の場面ではちょっと口が気になりました。
でも、歌も演技もいいから次第にしなやかによく伸びる唇と思うようになりました。

>ゾフィーは可愛い
ダムラウがゾフィーをこのように素晴らしく歌えることに感動でした。
ゾフィーとオクタヴィアンは今までの透明感と気品と優美なイメージをぐっと身近でよりダイナミックな雰囲気にして見せてくれたと思います。

元帥夫人はやっぱりルネフレミングそのまんまという感じがぬぐえません。
オックスは慣れた役という感じでしたが、声はかすれるし伸びはないし、器が小さすぎと思いました。


>あ、イタリア人歌手、そりゃ今をときめく?!
私も注目しました。
でも、この役には違和感もちました。
歌そのものは悪くないのですが・・・
ここはイタリアのテノールの声でないと。
by ななこ (2010-11-08 21:15) 

euridice

>フレミングそのまんま
映像で見る限り、その役というよりは、やっぱり彼女ですね。私、立派にやってますでしょ!〜〜という感じがしてしまいます。

>イタリア人歌手
恋の悩みもあっけらかんとした声で歌ってほしいところでしょうか。
あの扮装のせいでしょう。
「月の輝く夜に」のニコラス・ケイジを思い出しました。


by euridice (2010-11-10 08:00) 

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