ドニゼッティ「愛の妙薬」新国立劇場 [劇場通い]
ドニゼッティ:愛の妙薬
チェーザレ・リエヴィ演出
パオロ・オルミ指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
新国立劇場
2010年4月15日(初日)
ネモリーノ:ジョセフ・カレヤ
アディーナ:タチアナ・リスニック
ペルコーレ:与那城 敬
ドルマカーラ:ブルーノ・デ・シモーネ
ジャンネッタ:九嶋 香奈枝
4月も半ばなのに、きょうもまた冬の雨の日でした。暖色、原色系の舞台装置、衣装が、良かったです。私としてはちょっと退屈するところのあるオペラです。仕事帰りで少々疲れていたせいもあって、居眠りありでしたけど、全体的にはおもしろい舞台でした。
このオペラを映像で初めて見たとき、最初のアディーナの読み聞かせ、素通りして、「愛の妙薬」の意味がよくわかりませんでした。ですから、ドイツ語、日本語、イタリア語の「トリスタンとイゾルデ」の背表紙の巨大な美しい本を舞台装置の基本構造に使っていたのはなかなかのアイディア。この物語と「トリスタンとイゾルデ」の昔話との関連性が明示されます。それに、来シーズンのワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」への期待も持たせてくれます。全然、無関心の観客も少なくないでしょうけど・・
このオペラは、2度目の劇場鑑賞でした。2002年に新国中劇場でのラ・ヴォーチェ公演も、ひまわり咲き乱れる舞台が美しかった。どちらかと言えば、具体的な舞台でした。今回は、抽象的ですっきりした舞台。いかにも絵本的。
チェーザレ・リエヴィ演出
パオロ・オルミ指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
新国立劇場
2010年4月15日(初日)
ネモリーノ:ジョセフ・カレヤ
アディーナ:タチアナ・リスニック
ペルコーレ:与那城 敬
ドルマカーラ:ブルーノ・デ・シモーネ
ジャンネッタ:九嶋 香奈枝
4月も半ばなのに、きょうもまた冬の雨の日でした。暖色、原色系の舞台装置、衣装が、良かったです。私としてはちょっと退屈するところのあるオペラです。仕事帰りで少々疲れていたせいもあって、居眠りありでしたけど、全体的にはおもしろい舞台でした。
このオペラを映像で初めて見たとき、最初のアディーナの読み聞かせ、素通りして、「愛の妙薬」の意味がよくわかりませんでした。ですから、ドイツ語、日本語、イタリア語の「トリスタンとイゾルデ」の背表紙の巨大な美しい本を舞台装置の基本構造に使っていたのはなかなかのアイディア。この物語と「トリスタンとイゾルデ」の昔話との関連性が明示されます。それに、来シーズンのワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」への期待も持たせてくれます。全然、無関心の観客も少なくないでしょうけど・・
このオペラは、2度目の劇場鑑賞でした。2002年に新国中劇場でのラ・ヴォーチェ公演も、ひまわり咲き乱れる舞台が美しかった。どちらかと言えば、具体的な舞台でした。今回は、抽象的ですっきりした舞台。いかにも絵本的。
「トリスタンとイゾルデ」も楽しみですね。
「衣装が良かった」と言えば、森英恵が来てましたね、
アラベッラで担当するので視察でしょうか。
by つるりんこ (2010-04-16 12:46)
つるりんこさん
>森英恵
あら残念、気がつきませんでした。
素敵な衣装、お願いしたいです。
>「トリスタンとイゾルデ」
イゾルデはよしとして
もうちょっと感情移入の容易なトリスタンに
ならないかな〜〜〜
by euridice (2010-04-17 08:25)
このオペラ、最近興味を持つようになって、面白いと思うようになりました。
TBしますので承認お願いします。
by keyaki (2010-04-21 02:37)
keyaki さん
テノールのアリアは有名らしいですけど。
あれも美しいとは思いますが・・
あまりにもセンチメンタルというか
by euridice (2010-04-26 08:38)