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ドイツ語のポップス [ムービー付き音声ファイル]

ペーター・ホフマンはオペラは何と言ってもワーグナーを始めとするドイツ・オペラが中心で、ミュージカル「オペラ座の怪人」も当然ドイツ語上演、イタリアオペラも専属劇場ではドイツ語で歌うことが多かったのではないかと思われます。一方、ポピュラーはもっぱら英語で歌っています。ドイツのいわゆる流行歌をシュラガーというそうですが、ホフマンはこれがあまり好きではないとか。でも、ドイツ語の歌によるポピュラー・アルバムを希望するファンレターがたくさんあったし、ドイツ人なのだから、母国語で何かしてはいけないという法はないということで、『良いチームを組んで、情感あふれる歌を作り』1985年にドイツ語の歌のアルバムを録音発売しました。すべてオリジナルの新曲による『我らの時代  UNSRE ZEIT』です。このレコードも成功で、すぐにヒット・チャートにのり、間もなく「ゴールド」を獲得したそうです。関連記事:アルバム:我らの時代 1985年

英語のフォークやポップスはもちろんのこと、フランスのシャンソン、イタリアのカンツォーネ、アメリカのカントリーなどは、けっこう耳にすることがありましたが、ドイツのシュラガーというのは、全然知りませんでした。ドイツと言えば、何と言ってもクラシック、歌曲という感じでしょう。ホフマンのこのアルバム、どんなものか想像もつきませんでしたが、好奇心で、ネット時代の便利さに乗って、買ってみました。なじみやすい単純な旋律とリズムで、元気が出るという感じ。

折しも、全然期待していなかったベランダの鉢植えのバラが一輪開花しました。7月中旬のおよそ一週間、美しい姿と良い香りを楽しませてくれました。その写真をまとめたものに、このアルバムからの一曲をつけてみました。曲名は、Eifersucht、英語でジェラシーです。画像をクリックしてください。→諸事情によりリンク先をユーチューブにしました。

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コメント 6

keyaki

なかなか凝ったクリップですね。
バラって、一週間で色褪せてくるのものなんですね。
ホフマンの歌とともに楽しませていただきました。

by keyaki (2008-07-24 10:25) 

ななこ

ハイデちゃんとホフマンの歌のコラボといい、こちらのバラの花とのコラボといいeuridiceさんのセンスにブラヴォーです。

UNSRE ZEITはすべてオリジナル曲なのですね!
輸入盤しか持ってないので、ろくに解説も読んでなくて何も知らずに聞いていました。
HIER IM WINDも好きです。
誰か(例えばグリゴーロがイタリア語でも英語でも)歌ってくれたら楽しそうですね。
そういうことは簡単には出来ないんでしょうか?

このバラはバフビューティですか?


by ななこ (2008-07-24 19:38) 

euridice

keyakiさん
ただの写真で動きのあるクリップができるんですね・・
今の今まで知りませんでした^^;;
by euridice (2008-07-25 07:26) 

euridice

ななこさん
>解説も読んでなくて何も知らずに聞いていました。
同様です。伝記で初めて知りました。
>HIER IM WINDも好きです。
いいですね!

>例えばグリゴーロがイタリア語でも英語でも
ほんとうに。そういうことができれば、楽しいでしょうね。

>このバラはバフビューティですか?
残念ながら名前は・・???
ラベルがついてた記憶があるので、さがしてるところですて^^;;。
by euridice (2008-07-25 07:37) 

YUKI

ホフマンが歌うドイツ語のポップスはファンの希望でしたか?!

私もドイツ語の歌といえばどうしてもドイツ・リートやオペラやオペレッタの印象が強いです。

イタリアのカンツォーネ、フランスのシャンソンと同様にドイツにもシュラガーという種類のポップスがあったのですねぇ!(^_^)

ホフマンはテノール歌手なので、ポップスを歌った時は中音はオペラの時と違った雰囲気ありますが、少し高い音になるとテノール歌手独特の響きを持った発声の様に感じました。
by YUKI (2008-07-26 16:59) 

euridice

YUKIさん
>少し高い音になるとテノール歌手独特の響きを持った発声の様に感じました
なるほど、そうですね^^+
by euridice (2008-07-27 06:34) 

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