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ヴェルディ「椿姫」コヴェントガーデン1994年&..... [オペラ映像]

2010.8.3
隔週刊DVDオペラコレクション(デアゴスティーニ)第2号だそうです。懐かしいので、上げました。以下、元記事です。

テレビ放送されたときに見ました。1995年5月2日だったようです。テレビ番組案内雑誌の惹句、カラスの再来(歌も容姿も)でしたが、職場の同僚(年配男性)が「ソプラノ、凄い美人だね!」と言ったものです。「凄い」と言うほどかしらとちょっとびっくりしました・・・けど、確かにオペラ的には「凄い」美人かもしれませんね。1幕はちょっと物足りないような気はしましたけど、動きも決まっていて美しいですし・・ 対して、いつものことながら、テノールはこれと言って、魅力なし・・

2幕が特に感動的。父ジェルモンとのやりとりには胸が熱くなります。録画を何度か見ましたが、観るたびによくなりましたから、映像として相当魅力的なのだと思います。

ヴェルディ 椿姫/ラ・トラヴィアータ
ゲオルク・ショルティ指揮、コヴェントガーデン1994年
リチャード・アイル演出

ヴィオレッタ:アンジェラ・ゲオルギウ
ジョルジョ・ジェルモン:レオ・ヌッチ
アルフレード:フランク・ロパート
ドゥフォール男爵:リチャード・ヴァン・アラン
アンニーナ:ジリアン・ナイト

ところで、さすがにもう長い間この映像は見ていませんが、時代は変わったもので、2月11日ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場では、このオペラが上演され、インターネットを通じてライブ放送がありました。生中継は日本時間では早朝ですから聴こうとは思いません。でも録音放送がいつでも聴けるということで、一気にではありませんけど全幕ゆっくりと楽しみました。なにしろ、久しぶりのゲオルギウ@ヴィオレッタだったし、父ジェルモンは、新国立劇場で、印象的な同じ役だったマイケルズ=ムーア、それから、アルフレート、この間からちょっと注目のテノールでしたし..... ちなみに、この公演が彼のメトロポリタン歌劇場デビューだそうです。

ヴェルディ 椿姫/ラ・トラヴィアータ
マルコ・アルミリアート指揮、メトロポリタン歌劇場2006年

ヴィオレッタ:アンジェラ・ゲオルギウ
ジョルジョ・ジェルモン:アンソニー・マイケルズ=ムーア
アルフレード:ヨナス・カウフマン

このアルフレート、いわゆるテノール的華やかさの全くと言っていいほどない声質に聞こえたのには、ちょっとびっくりしました。パパの声と区別がつかないほど...!?ネット放送のせいもあるのかしら。もうちょっと華というか色気があればいいのに、ちょっと残念でした。

でも、なかなかのハンサムですから、見ながら聴いたら、きっと格段に魅力的でしょうねぇ...... ほんとの(私好みの^^;)美男美女カップルかも・・・


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コメント 16

Orfeo

edcさん、こんにちは。TBありがとうございました。
メットのライブ放送、聴きたかったなあ。
再放送なんて、ありますかね?
ところで、ハンサム、かなあ?(←そこは突っ込みどころではない。)

TB返しさせていただきます。
by Orfeo (2006-02-13 10:49) 

euridice

Orfeoさん、さっそくどうも^^!

>メットのライブ放送
まだ聞けるみたいです。
http://www.bbc.co.uk/radio/aod/networks/radio3/aod.shtml?radio3/operaon3_sat

>ハンサム、かなあ?
まあ、オペラ基準からなら、ハンサムのうちじゃないかしら?
背があまり高くなさそうなのがちょっと...^^?
by euridice (2006-02-13 10:59) 

TARO

おかげさまで1幕だけ聞かせていただきました。
やはり圧縮された音は好きになれないなあ、とあらためて実感。

ところでショルティの映像版ですが、ゲオルギューはやはり凄い美人かと。それにヴィオレッタにぴったりだし。
(同じ黒髪美人でもアンナ・モッフォの映画版だと、ローマあたりの『昼下がりの浮気貴婦人』と言う感じだし、ボニゾッリのアルフレードがミラノあたりの兄ちゃん風情なので、とてもパリの話には見えないわけですが。)
ただこのショルティのやつ、テノールとバリトンがあまりにも■■■だと思うのです。特にヌッチはなんであんな鯰メイクなんでしょう。出てきたとき思わず笑っちゃいました。大歌手なんだから断ればいいのに。
by TARO (2006-02-13 19:42) 

keyaki

Orfeoさんったらぁ、
>鯰メイク
ヌッちゃんはですねぇ、リゴレット風にされちゃうんですよ。本人も、鏡を見ながら、今日はリゴレットだったかなぁ、、なんてネ。
>■■■
なんだろう、気になる、、、

ゲオルギューは、うちの夫も、「奇麗な人だね」と言いましたよ。ムーティが「今度の椿姫は美男美女だぜ」と言ったと言われている、ファッブリッチーニには無言でした。
by keyaki (2006-02-13 22:37) 

りょー

バルトークラジオだったら、一週間限定ですけど、かなり高音質で聞けるはずですよ。
http://real1.radio.hu/bartok/MP3/B-mp3.htm
Haで聴く、Leでダウンロード、です。一時間ぶんづつのファイルがダウンロードできます。。。

ゲオルギューの椿姫は泣けますねぇ。しかし、このアルフレード君がちょっと苦手です^^;とはいえ、こんなアルフレードなんかのせいでこんなに苦しんでるのかと思うと余計にヴィオレッタが可哀相ですー。
レオパパは、なんたって、鼻の下ですよー(笑、でも大好き♪)
by りょー (2006-02-13 23:02) 

TARO

keyakiさん、
それは Orfeoさんに対する濡れ衣ですよ~。

>■■■
いや、単に「不細工」って書きたかっただけなんです。。。
by TARO (2006-02-13 23:14) 

keyaki

ギャッ、最初の一行を読んで、Orfeoだと思い込んでました。
相変わらず、そそっかしいんだからぁ、、コラコラですね。

ア、なーるほど、■■■でしたか、しかし、この二人を■■■とすると、■■■以下がわんさかいますが、なんていうんだろう。
by keyaki (2006-02-13 23:40) 

euridice

>>鯰メイク
>鼻の下
>ヌッチはV!
^〜^)}}}} 
パパが>■■■なのはいいとしても・・
ヴィオレッタが>■■■な男に惚れるのは
お話が変わっちゃう・・恐れありじゃない?

りょーさん
音質、違う感じですね^^! ただ、ハンガリー語というのが、つらい・・^^; オペラ部分には関係ないけど。
by euridice (2006-02-14 07:16) 

Orfeo

ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・ハックション!!

メットのライブ、聴くことが出来ました(BBCのほう)。どうもありがとうございます。
TAROさんじゃないけれど、なんか、時代物の発掘音源を聴いているような感じですねえ^_^;;
by Orfeo (2006-02-14 12:17) 

keyaki

Orfeoさん、人違いした上、Orfeoなんて呼び捨てしちゃったの、わかっちゃいましたか、失礼しました。

今回のメトのは、ゼッフィレッリだったようですから、ヴィオレッタは、娼婦とはいえ、美しく教養もある女性に描かれていたんでしょうね。
by keyaki (2006-02-14 19:41) 

euridice

Orfeoさん
ムーティの、TBさせていただきましたm(_ _)m

>時代物の発掘音源
そういわれれば、そんな雰囲気.... やっぱり音質に難ありですか。

keyakiさん
衣装、とっても豪華だったようですよ〜〜〜 
こまごまと解説してます^^
by euridice (2006-02-15 09:22) 

おさかな♪

edcさん
 こんばんわ♪
 「椿姫」何度観ても、ゲオルギューさんの歌と演技力に圧倒されます。
 私の中では、ヴィオレッタ=ゲオルギューさんです。
 TBさせていただきました。
by おさかな♪ (2006-02-20 19:26) 

euridice

おさかな♪さん
こんばんは!
懐かしい記事ですね。こちらからもTBします^^!
by euridice (2006-02-20 19:39) 

サンフランシスコ人

サンフランシスコの椿姫には、注目のテノールが出演するようです。

http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id1790.pdf

http://www.sfgate.com/cgi-bin/object/article?f=/c/a/2004/09/16/DDG718P8OB11.DTL&o=1

by サンフランシスコ人 (2008-05-24 11:45) 

euridice

サンフランシスコ2004/2005
パトリック・サマーズ/ロバート・ウッズ指揮
ジョン・コープレイ演出
ヴィオレッタ:ルース・アン・スウェンソン/メリー・ダンリービー
アルフレート:ローランド・ビリャゾン/ミラスロフ・ドヴォルスキー
パパジェルモン:ドミトリ・ホロストフスキー/ツェリコ・ルチッチ

>注目のテノール
ローランド・ビリャゾンですか。

ミラスロフ・ドヴォルスキーは新国立劇場に出演しました。

by euridice (2008-05-24 22:49) 

keyaki

TBありがとうございます。こちらからもTBしましたので承認お願いします。

>このアルフレート、いわゆるテノール的華やかさの全くと言っていいほどない声質に聞こえたのには、ちょっとびっくりしました
確かに.....テノール声ではないです。断言! (笑

いよいよローエングリンだそうですけど、こういう声の白鳥の騎士様はいかがなんでしょうか.....
by keyaki (2009-01-25 02:36) 

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