サッカー [PH]
四年に一度のサッカー、ワールド・カップ開催中につき、テレビを通して見ると、日本中がワールド・カップ一色状態。とは言え、目下身近に若いドイツ人が数人いますが、全然話題に出ない状態。私が話題を振らないからというわけではないことが昨日判明。要するに、興味がない人だっていっぱいいるということです^^;
それでも、ヨーロッパや中南米では、一度もサッカーで遊んだことがないなんて子どもはとっても少数派でしょう。今年のワールド・カップでは三大テノールの登場はないみたいですが、彼らも大のサッカー少年だったし、三人のうちのだれだったかは、自分のチームを持っているとか。ペーター・ホフマンにとっても子ども時代の大好きな遊びのひとつだったことは間違いないようで、ピアノのおけいこをやめた理由のひとつが、「とにかくフースバルがやりたい」でした。
サッカーというのは、徹頭徹尾「格闘技」で、荒々しいものです。これで大怪我をしてサッカー選手になるどころか、生涯、障害者になる男の子も少なくないみたいです。個人的にも、選手になる夢をあきらめて、進路を神父に変更したメキシコ人神学生を知っていました。とっくに神父になったでしょう。将来は選手として有望視されていた少年時代だったということで、大ショックだったそうです。
リューベックでの小学校時代、登校拒否で苦しんだ次男のために、ヴッパータールに移ったホフマンが選んだドイツでは数少ない私立学校、シュタイナー学校では、サッカーをさせないそうです。理由は、人が人に対抗して行動する、サッカーのような格闘技的な団体球技は、シュタイナー学校の人智学的信念に反しているから。次男はこのサッカー禁止とテレビ禁止はどうしても納得しませんでした。そこで、彼にとって、この学校は、一定期間で、その目的を果したということで、途中で、別の全寮制の学校に移ったそうです。そこではきっとサッカーを楽しんだのでしょう。
W.ワーグナーはバイロイト音楽祭に家族的な雰囲気と一体感をもたらすために、オートバイでのスイス旅行や、FCワルハラ・チームを結成してのサッカーなどの様々な余暇活動を率先して行ったようです。ツェドニクのインタビュー記事には、雨の中の楽しいきのこ狩りピクニックの話がありました。上左の写真はバイロイト音楽祭の間に行われたバイロイト市職員チーム対歌手チームの試合に出場中のホフマン。次の右の写真は、試合の合間にファンのためにサインをするホフマンと、隣はその試合を観戦に来た次男。ついでに、下左はオートバイでの遠足に出かけようと勢揃いしたワーグナーと歌手たち。右はテニス・コートのワーグナー歌手たち。『ローエングリン』チーム対『ラインの黄金』チーム。
追記:
ホフマンは、ドイツ、ミュンヘン出身のサッカー名選手、フランツ・ベッケンバウアー(1945年9月11日生、ニックネーム:デア・カイザー)とは旧知の仲とか。精神的あるいは身体的な障害により困窮し、本人に責任のない苦境に陥っている人たちに対して経済的、精神的な支援をするフランツ・ベッケンバウアー財団というのがあるそうです。パーキンソン病によるホフマンの窮状について援助をする約束がなされたという記事を2006年ごろ見ました。
それでも、ヨーロッパや中南米では、一度もサッカーで遊んだことがないなんて子どもはとっても少数派でしょう。今年のワールド・カップでは三大テノールの登場はないみたいですが、彼らも大のサッカー少年だったし、三人のうちのだれだったかは、自分のチームを持っているとか。ペーター・ホフマンにとっても子ども時代の大好きな遊びのひとつだったことは間違いないようで、ピアノのおけいこをやめた理由のひとつが、「とにかくフースバルがやりたい」でした。
サッカーというのは、徹頭徹尾「格闘技」で、荒々しいものです。これで大怪我をしてサッカー選手になるどころか、生涯、障害者になる男の子も少なくないみたいです。個人的にも、選手になる夢をあきらめて、進路を神父に変更したメキシコ人神学生を知っていました。とっくに神父になったでしょう。将来は選手として有望視されていた少年時代だったということで、大ショックだったそうです。
リューベックでの小学校時代、登校拒否で苦しんだ次男のために、ヴッパータールに移ったホフマンが選んだドイツでは数少ない私立学校、シュタイナー学校では、サッカーをさせないそうです。理由は、人が人に対抗して行動する、サッカーのような格闘技的な団体球技は、シュタイナー学校の人智学的信念に反しているから。次男はこのサッカー禁止とテレビ禁止はどうしても納得しませんでした。そこで、彼にとって、この学校は、一定期間で、その目的を果したということで、途中で、別の全寮制の学校に移ったそうです。そこではきっとサッカーを楽しんだのでしょう。
W.ワーグナーはバイロイト音楽祭に家族的な雰囲気と一体感をもたらすために、オートバイでのスイス旅行や、FCワルハラ・チームを結成してのサッカーなどの様々な余暇活動を率先して行ったようです。ツェドニクのインタビュー記事には、雨の中の楽しいきのこ狩りピクニックの話がありました。上左の写真はバイロイト音楽祭の間に行われたバイロイト市職員チーム対歌手チームの試合に出場中のホフマン。次の右の写真は、試合の合間にファンのためにサインをするホフマンと、隣はその試合を観戦に来た次男。ついでに、下左はオートバイでの遠足に出かけようと勢揃いしたワーグナーと歌手たち。右はテニス・コートのワーグナー歌手たち。『ローエングリン』チーム対『ラインの黄金』チーム。
追記:
ホフマンは、ドイツ、ミュンヘン出身のサッカー名選手、フランツ・ベッケンバウアー(1945年9月11日生、ニックネーム:デア・カイザー)とは旧知の仲とか。精神的あるいは身体的な障害により困窮し、本人に責任のない苦境に陥っている人たちに対して経済的、精神的な支援をするフランツ・ベッケンバウアー財団というのがあるそうです。パーキンソン病によるホフマンの窮状について援助をする約束がなされたという記事を2006年ごろ見ました。
>サッカー
オペラと逆に、オットの講釈がないと、集中して観戦できない…^^;
私はプレーよりも、選手の皆さんのお顔をチェックする専門(笑)
とかいう、くだらない話は置いといて(^^;サッカーは
まさに
>格闘技
という言葉がぴったりですね。狩猟民族のスポーツだなぁ~~なんて。
バイロイトのきのこ狩りの話、なんだか微笑ましいですね(^。^;
大きな男の人たちが、
「ほら、ペーター、あそこにしめじがあるよ」
「ありがとう、ハインツ^^! あっ、ハンスの足元には、なめたけがあるよ。」
「さすが、ペーターは目が利くね」
とか、森じゅうに響き渡るような美声でやりとりしていたのか~~と妄想すると、楽しいかもf(^^;
by ヴァラリン (2006-06-13 15:20)
オペラ歌手は普通の歌手と違って、運動神経が必要ですよね。
中には、いかにもこいつ運動神経なさそう...という歌手もいますけどね。
しかし、ソネットもいい加減にせぇよ!と言いたい!
大幅な改善???まったくぅーー
ワールドカップのせいってことはないですよね。
by keyaki (2006-06-14 00:42)
オートバイの右から3人目がヴォルフガング・ワグナーですか?
意外な面をお持ちなんですね。
ホフマンはやはり一番決まってますが。
ソネットのメンテナンスって、まったく見れなくなるんですね。ココログだとメンテ中でも、最終更新画面だけは出てくるんですが。
by TARO (2006-06-14 03:25)
ヴァラリンさん、想像すると楽しい^^!お話、ありがとうございます。お宅のベルばら風の漫画にするともっと楽しくなりそうですね。
>運動神経が必要
ですね。リズム感とか言語能力というのも運動神経と関係がありそうですから、歌手とか俳優には不可欠かも。
>ソネットもいい加減にせぇよ!
まったくね。今回は完全に改悪状態ですもん<|( ̄0 ̄)o>
>ソネットのメンテナンスって、まったく見れなくなる
そうなんですよ〜〜 <|( ̄0 ̄)o>
>オートバイの右から3人目がヴォルフガング・ワグナーですか?
そうです^^! もういいお年だったんでしょうけど、元気一杯というところですねぇ...
オートバイ隊:
左から、ペーター・ホフマン、ヘルムート・パンプフ、ロベルト・シェンク、ヴォルフガング・ワーグナー、ハンス・ゾーティン、マルティン・エーゲル
テニス:シェロー演出のころですね。
左から、ペーター・ホフマン、ハンス・ゾーティン、ジークフリート・イエルザレム、マルティン・エーゲル
by euridice (2006-06-14 07:29)