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ペーター・ホフマン・パーキンソン病研究プロジェクト [2003年刊伝記]

ペーター・ホフマン・パーキンソン病研究プロジェクト
 ペーター・ホフマン・パーキンソン病研究プロジェクトは、『パーキンソン病における、成人の幹細胞使用による自己再生医療』に関する具体的な研究計画を援助する。
 このプロジェクトでは、パーキンソン病治療法研究における、より新しい、将来性のあるアプローチを援助する。ドパーミンの生成にきっかけを与えると推測される成人の脳の幹細胞を研究の中心にすえる。現在新しい自由な研究の試みは経済的な問題と闘わざるをえないことが多い。まず寄付金によって、納得のいく成果をあげるべきである。その後、引き続いて、研究が強化推進されればよい。目的は、可能な限り早く使用できる治療法を発見することである。その治療法は、病気の治癒にいたれば、もっとよいが、多くの患者にはっきりとした病気の緩和をもたらすべきである。
 幹細胞とは、細胞分裂で自己増殖し、さまざまなタイプの細胞に発展的に変化しうる細胞のことである。幹細胞は胎児のもの(胚性)と成人のもの(体性)の二種類に分けられる。数年来、殊に胚性幹細胞に対して、治療上大きな期待がもたれてきた。学問的な研究目的は、パーキンソン病の場合に、患者の脳内でドパーミンを生成する神経細胞をつくり出すのに必要十分な量の、移植可能な幹細胞の生産である。それは、理想的にいけば、病気の治癒に相当するものである。しかし、そこまでの道のりはまだずっと遠いし、胚性幹細胞を使っての実験には、倫理的な理由から異論がある。成人の脳や、他の器官にも幹細胞が発見されているので、学問的興味は体性幹細胞に移る傾向が強い。胚性幹細胞を使った研究の場合のような倫理的かつ法律的制限は回避できる。患者自身の幹細胞を手に入れて、適切に増やすことに成功すれば、移植の場合に拒絶反応も起らない。もちろん、体性幹細胞を増やすことや望み通りのタイプの細胞をつくることはもっと難しい。しかし、移植を成功させるためには、両方とも不可欠の前提条件である。それに加えて、脳から幹細胞を取り出すことは、危険がないわけではない。それで、骨髄の幹細胞から新しい神経細胞を手に入れる試みがなされている。これは動物実験ではすでに成功している。マールブルクの大学病院神経科において、研究活動が行われている。マウスによる最初に成果が記録されている。この研究プロジェクトはすべて寄付金でまかなわれている。プロジェクトグループは寄付に感謝している。寄付金の口座を下記に示す。公共の利益目的の寄付に関する領収書を請求できる。この寄付金は税金の控除可能対象である。


寄付金口座:フィリップ大学病院 マールブルク
名義:ペーター・ホフマン・パーキンソン研究プロ ジェクト
口座場所:××××  口座番号:××××
銀行コード番号:×××× マールブルク・ビーダー コプフ貯蓄銀行
領収書は文書で下記に請求してください
フィリップ大学病院 マールブルク (以下略)
ご協力に感謝いたします。




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