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ラ・トラヴィアータ/椿姫 オランジュ2009 [オペラ映像]

フランスはオランジュ音楽祭、今年の公演のテレビ放送映像を見ました。こちら、keyakiさんのブログに詳しい紹介がたくさんあります。注目はなんと言っても、ヒロインの相手役、32歳のイタリア人テノール、ヴィットリオ・グリゴーロ。グリゴーロのアルフレートは、スイスの「チューリヒ中央駅の椿姫」に続いて二度目の視聴です。どちらかと言えば、総合的に「駅の椿姫」のほうが、おもしろかった。関連記事:チューリヒ中央駅の椿姫

肝心のヒロイン、パトリシア・チョーフィ。フェニーチェの「カネ、カネの椿姫」以後、ずっと若いころのムゼッタ@ボエーム、「愛の妙薬」のヒロインを視聴しましたが、好みではない・・演出のせいとかではないと思います。ヴィオレッタの印象はフェニーチェの映像とほぼ同じ。衣装は、今回のがはるかに良かったです。いかにも上等そうで、上品でおしゃれで・・ほっそりタイプのソプラノにとても似合ってました。アップにひっつめた髪型より、3幕でのように自然に下ろしたのほうが可愛くてよかったです。脇役が、なぜか立派。中でもアンニーナと医者。関連記事:フェニーチェ2004の椿姫


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コメント 2

keyaki

TBとリンクありがとうございます。
居ながらにして、あちらのラジオ放送は同時に、テレビ放送は、数時間、数日後に見られる...という時代になりましたね。特に思い入れのある歌手が出ている場合は、ちょっとでも早く見たくなりますから、なんかバタバタ忙しかったです。レビューもいっぱい出ましたし...これだけ話題になるということは、フランスでのグリゴーロお披露目公演は大成功というところでしょうか。

チューリヒ中央駅の椿姫は、本当に不思議な魅力がありますね。あの周りを取り囲んでいる群衆の中にいるような感じがして、あの雑踏が全然気にならない.....
アルフレードは、ヴィオレッタ役のソプラノさんによってかなり違ってきますね。
タイプは違いますが、パヴァロッティの次に出て来た、久々の大物イタリア人テノールだと思います。
by keyaki (2009-08-03 08:21) 

euridice

NHKが「世界が注目する男性歌手」に入れなかったのはいかにも・・らしいと思います。いわゆる音楽評論家は異常に慎重。グリゴーロを入れて駅の椿姫を放送すれば画期的だったでしょうに。まあ、世界同時現場中継トスカもパスしちゃったように、斬新なものはとりあえず避けるというのがまた証明されました。ホフマンなんかもシェローのワルキューレでも少なくとも表向きは無視状態。時代が違うということもありますけどね。今もまだちょっと遅れ・・みたいな感じなのがなんとも・・カウフマンは彼自身がちょっと遅れ・・なのが××氏に心理的安心感を生むのかも^^?
by euridice (2009-08-04 09:07) 

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