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プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」 [ムービー付き音声ファイル]

2月下旬、フィレンツェにも行きました。このオペラがフィレンツェに立ち寄ることにした一因です。写真のスライドショーに「フィレンツェは花咲く木のように」「私のお父さん」「フィナーレの若い二人の二重唱」をつけて、ユーチューブに載せました。関連記事:☆☆第2ブログ

ユーチューブ入口

プッチーニのオペラに短い3つのオペラ「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」で構成される「三部作」というのがあります。そのうち「ジャンニ・スキッキ」は正真正銘の喜劇。ダンテの「神曲」からのお話だそうです。はじめてはスカラ座の映像で、まずはソプラノのアリア「私のお父さん」だけに注目。その後、
オペラに慣れていくうちに、全体的におもしろいと思うようになりました。小沢征爾指揮、ローラン・ペリ演出のを「三部作」ではなく、単独で劇場鑑賞(2003年4月東京文化会館)もできました。この舞台もとてもおもしろかったです。詳細

「私のお父さん」は、オペラに興味なしのころ、映画「眺めのいい部屋」の前奏曲風を管弦楽で、なんと美しい旋律だろうとひきつけられて、曲の素性を調べました。それ以前にも耳にしたことはあったようですが、ききながしていました。

作品としておもしろいと思うようになったものの、テノールのアリア「フィレンツェは・・なんたら・・」は相変わらずききながし・・最近のスカラ座上演の映像で、やっと注目しました。というか、リヌッチョという存在にはじめて本当に注目したというのが本当のところです。古いスカラ座映像のリヌッチョも悪くはないんですけど、特別にどうということはない・・ 新しいスカラ座映像のリヌッチョは、 ブログ「keyakiのメモ、メモ...」の keyakiさんが別の新ブログで紹介しているヴィットリオ・グリゴーロです。まさにパヴァロッティ以後、彼の後を埋めるイタリア人テノールと言える若い歌手です。パヴァロッティも好きですけど、声そのものはグリゴーロのほうが、多少の陰りといわゆるドラマチックな強さがあるようで、より私好みです。
関連記事:
オペラ映像:プッチーニ「三部作」スカラ座1983年 
オペラ映像:プッチーニ「三部作」メト2007年

新スカラ座映像の詳細は☆ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)☆でどうぞ。

プッチーニ:ジャンニ・スキッキ
リッカルド・シャイー指揮
ルカ・ロンコーニ演出
ミラノ・スカラ座2008年
ネット視聴

ジャンニ・スキッキ:レオ・ヌッチ
ラウレッタ:ニーノ・マチャイゼ
リヌッチョ:ヴィットリオ・グリゴーロ




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コメント 4

keyaki

お天気にも恵まれたようで、素敵なスライドショーでのフィレンツェの散策、楽しませて頂きました。
グリゴーロ君とマチャイゼちゃんの歌にピッタリ!
派手なユーロスターも、なかなかいいですね。

by keyaki (2009-03-14 03:03) 

サンフランシスコ人

メトロポリタン・オペラが、よく「三部作」を上演します。

by サンフランシスコ人 (2009-03-14 06:10) 

euridice

サンフランシスコ人さん
テレビで見ました。
by euridice (2009-03-14 09:04) 

euridice

keyakiさん
>お天気にも恵まれた
滞在中、2度の一瞬といってもいいほど短時間の通り雨以外は、全て晴天、風もなしというのは、ほんとにあり得ないほど運がよかったと思います。

>グリゴーロ君とマチャイゼちゃんの歌にピッタリ!
でしょ^^++ 派手なユーロスターと現代のフィレンツェにも
ぴったりです!!
by euridice (2009-03-14 09:07) 

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