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星はきらめき [音楽]

プッチーニ作曲のオペラ「トスカ」の3幕、死刑執行前のカヴァラドッシのアリア。オペラ好きの間ではとても有名なテノールのアリアです。オペラに興味がない人にとっては、同じくプッチーニ作曲「トゥーランドット」の中の「誰も寝てはならぬ」ほどではないでしょうけど。

有名な映画とは言えませんけど、ピーター・ジャクソン監督「乙女の祈りHeavenly Creatures 1994年」で効果的に使われていて印象的です。歌声はだれなのか気になるところです。この映画の主人公である女子高生二人は、マリオ・ランザの熱烈ファンですから、マリオ・ランザの声だろうかとも思いますが、サウンドトラックCDは、ペーター・ドヴォルスキーだそうです。この映画では、他にも、「ボエーム」からミミの「私、眠ったふりを・・」、「蝶々夫人」から間奏曲など、プッチーニの曲が効果的です。台詞がかぶってしまいますが、参考までに↓どうぞ。



ユーチューブで、新旧オペラ歌手のテノールたちはもちろん、マリオ・ランザ、ボチェッリをはじめ、昨今のクロスオーバーの歌手、そして、やっぱりこの曲は、「声」なしだと魅力半減どころかほぼゼロだわ・・のマイケル・ボルトンまで、様々な歌手たちによる様々の「星はきらめき」が聞けます。(E Lucevan le Stelle で検索)

下は、オペラ「トスカ」公演からの「星はきらめき」ではなくて、単独で歌われたもの。十年一昔と言いますが、各年代生まれの人気歌手の声です。それぞれなかなか個性的かな。

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コメント 9

keyaki

歌手当てクイズかな?
1,2,3全部、歌っているお顔が目にちらつきますが、3番がわかりまへん。

>各年代生まれの人気歌手の声
だとすると3番は、1950年代ということになりますが、そうするととシコフくらいしか思いつきませんが、これってシコフなのかなぁ....

2番さんは、このところカヴァラドッシ三昧のようですけど、やっぱり、テノールらしからぬ声だなぁ....

by keyaki (2008-07-17 09:19) 

euridice

keyakiさん
さっそく、どうも・・^^+

>3番は、1950年代
あの方です、あの方
4人の中では異質というか異色というべきでしょうか。
どうきいてもシコフじゃないでしょ^^!

>2番さんは、テノールらしからぬ声
そう思います・・です。
歌の雰囲気がかなり変わるように感じます・・です。
by euridice (2008-07-17 09:29) 

rosina

こんにちは、E Lucevan le Stelle比べ!
この歌はやっぱり、いかにもリリコで艶と色のある声のテノールの歌で、が個人的好みなので、 最後の人はあの若者かしら^^。この4人の中では一番好みです。

でも、こうして並べて聴いてみると、色々と個性的でそれはそれでまた面白いですね。昔の人って全体的に声が太いような気がしますが、どうなんでしょう?

ところで、こちらと我がブログの関連記事をTBさせて頂いてもよろしいでしょうか。
by rosina (2008-07-17 11:38) 

keyaki

書き間違いしてました。
>1,2,3全部、歌っているお顔が目にちらつきますが、3番がわかりまへん
正しくは「1,2,4全部、歌っているお顔が目にちらつきますが、3番がわかりまへん」です。

>どうきいてもシコフじゃないでしょ^^!
そうなんですよ。泣きが入ってないし、いくらなんでもこんな気の抜けた歌い方はしないだろうし.....
あとは50年代というとサバティーニくらいだけど、彼ってカヴァラドッシ歌ってたかなぁ..というよりこういう声でも歌い方もしないでしょう。

3番は、オペラ歌手とは思えないような歌唱だけど、オペ歌手だったらごめんなさい....

>各年代生まれの人気歌手の声
そうか、頭っからオペラ歌手だと思ってましたが、もしかして、本物のオペラ歌手じゃないとかかしら。
だったら、お手上げです。わかりません。
もしかしてポッツだったり・・・

by keyaki (2008-07-17 13:18) 

YUKI

こちらでは久しぶりにお邪魔させて頂きました。(^_^)

「乙女の祈り」っていう映画があったのですねぇ?!

1つ目の音声ファイルを聴かせて頂きました。

映画の主人公の女の子がマリオ・ランザのファンって言うのが良いですねぇ!

主人公が好きな歌手の歌がバックに流れるって感じの設定でしょうか?
バックミュージックとして凄く効果的なのが印象深いです。
by YUKI (2008-07-17 17:38) 

euridice

YUKIさん、こんにちは
>「乙女の祈り」っていう映画
邦題からは多分全然違うイメージを持つんじゃないかと思います。
私はプッチーニのオペラが効果的に使われてるってので
見たのでした。確かに効果的でした。



by euridice (2008-07-18 07:31) 

euridice

rosinaさん
>こちらと我がブログの関連記事をTBさせて頂いてもよろしいでしょうか。
ありがとうございます。
もちろん、大歓迎です。TB、待っています。

>最後の人はあの若者かしら^^。
1940年代から1970年まで、各十年に一人ずつ、
偶然、うまくはまりました^^+
一番若いのはもちろん
>あの若者です。
rosinaさんのところで、聴いて、いいなって^^+
とっても好みの声と歌い方です。
そういうふうにはめったに感じないんですけど・・

>昔の人って全体的に声が太いような気がします
感じ方なのでよくわかりませんけど、
ホフマンに関して言えば、ワーグナーテノールとしてでしょうけど、
声が軽いとか細い?とか批判されてました。
by euridice (2008-07-18 07:40) 

euridice

keyakiさん
>3番は、オペラ歌手とは思えないような歌唱
1990年代の半ばかしら、ネットで騒がれ始めたんですよ・・
で、ついでだから、デビューアルバムに加えてオペラアリア集も
買いました。デビューアルバムのほうはけっこう気にいりました。
オペラアリアは、ま、一言で言えば、
素人のど自慢っぽくて全然おもしろくない。
オペラのアリアって難しいのねっていうのが第一印象。
このCD、処分しちゃって手元にないんですけど、
ユーチューブにそのまんま上がってましたので、いただきました。
最近のもありましたけど、こっちのほうが若いぶん
いいかなぁ・・って感じです^^;;

by euridice (2008-07-18 07:51) 

rosina

お言葉に合わせて、トラックバックさせて頂きました。
ホフマンもあの若者君も、お高くとまらず、どこか親しみ易さがあるような気がします。 ポップスも歌ったからではなく、歌手の個性、度量として持っているものだと思うのですが、貴重だと思います。
by rosina (2008-07-18 09:08) 

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