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愛と宿命の泉 第二部 泉のマノン [映画]

第一部からおよそ十年後。ガブリエル・バキエ(Br 1924.05.17- フランス)出演していました。最初に配役リストにもちゃんと出てきます。

登場は、終わりの方。マノンと若い教師の結婚式に、マノンの母親と共にバスでやってきます。マノンの父ジャンの事故死の後、マノンは父の元所有地内に住むイタリア人木こり夫婦のもとに残り、母親はオペラ歌手の仕事に復帰。この第二部では、木こりの夫のほうはすでになくなり、マノンが少女時代に出会ってすぐに心を許した木こりの妻と二人暮らしのようです。「アイーダの公演中です。端役ですけど満足です・・あなたが一緒ならもっといいのですが・・」という母からの絵はがきを読む場面があります。



マノンの母は、娘の結婚式で、連れのバキエと二重唱をします。母の歌声は吹き替えです。最後のほうにバキエと並んで名前(Eve Brenner)が出ます。バキエの役の男声歌手はどういう人物なのか明らかにされていません。母親の単なる仕事仲間なのか、再婚相手なのか。一緒に遠い田舎までやってくるのですから、ごく親しい関係なのでしょう。

オペラを知らないよりは、知っているほうが何倍もおもしろくなる映画のひとつだと思います。

悲劇の第一のきっかけは届かなかった手紙、
第二のきっかけは左の植物。


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コメント 8

keyaki

ついにバキエの映画出演確認できましたね。
しかも、文芸大作じゃないですか。
ライモンディとバキエノの座談会で、バキエが、俺だって、映画にでてるもんね、とか言ってましたから、気になってました。
60ちょっと過ぎですけど、オペラ歌手は現役だったのかしら。
by keyaki (2007-07-11 15:38) 

ななこ

植物の画像が気になりました。
カーネーションなのですか?

お天気が回復したらレンタル屋さんで探して是非観たいと思います。

バキエはともかくイブモンタンはとびっきりの思い出の映画がありました。
「恐怖の報酬」。
この題名を思い出すのに一日かかりました^^
by ななこ (2007-07-11 16:15) 

euridice

keyakiさん
>オペラ歌手は現役だったのかしら
以前、紹介した「3つのオレンジへの恋」が1989年、
映画は1986年とありましたから、当然現役でしょう。
by euridice (2007-07-11 20:09) 

euridice

ななこさん
>カーネーション
さすが、当たり!です。

>イブモンタン
>「恐怖の報酬」
これは記憶にありませんが、
すばらしい俳優ですね。
ぜひご覧になってください。
by euridice (2007-07-11 20:16) 

TARO

あ~~~、そんなシーンありましたっけ。
なんかもう100%思い出せない・・・
もしかすると第1部しか見てないのかも。
by TARO (2007-07-11 21:38) 

euridice

TAROさん
私も記憶ゼロでした・・
寝ちゃってたか、途中で出ちゃったのかもしれません。
時間つぶしだったと思うので・・・
by euridice (2007-07-11 22:08) 

keyaki

この映画、一時期しつこくNHKじゃないBSでやっていた記憶がありますが、映画館では、同時上映だったんですか?
フランスでは、第二部にあたる「マノンの泉」は、3ヶ月遅れで上映されたそうですけど。
by keyaki (2007-07-12 00:46) 

euridice

>同時上映
記憶自体がすでにあやしいです・・・ 第二部も記憶が残っている箇所もあったし・・ テレビで見たのなら、もうちょっと覚えていてもいいような気もするし・・ 映画館に二度行かなかったと断言もできないし・・記憶ってあいまいでいい加減ですね・・ 
by euridice (2007-07-12 06:57) 

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