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キリ・テ・カナワ [オペラ歌手2]

キリ・テ・カナワ(1944.03.06-  ニュージーランド)とは、オペラ映像を見始めたころ、早々に出会いました。
それより前から、中でも、フォーレ作曲「夢のあとに」とデュパルク作曲「旅へのいざない」が、好きでよく聞いていた歌曲のCD(ソニー1980年)があります。

夢のあとに

旅へのいざない

ペーター・ホフマンとは、1978年アラン・ロンバール指揮「魔笛」の録音で、ペーター・ホフマン@タミーノ、キリ・テ・カナワ@パミーナです。
声の相性もよく、とてもいい雰囲気のカップルになっていると思います。レコードしかなく入手困難なのが残念です。関連記事:初録音

アラン・ロンバール指揮、ストラスブール・オーケストラ
ダミーノ:ペーター・ホフマン
パミーナ:キリ・テ・カナワ
パパゲーノ:フィリップ・フッテンロッハー
パパゲーナ:キャスリーン・バトル
夜の女王:エディタ・グルベローヴァ
ザラストロ:クルト・モル
弁者:ジョセ・ヴァン・ダム
モノスタトス:ノルベルト・オールト
侍女:ヘレン・ドーゼ、アン・マレー、伊原直子
童子:チューリッヒ少年合唱団員
合唱:ライン・オペラ

魔笛より二重唱

モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》オペラ映像でキリ・テ・カナワに出会ったのはベーム指揮、ポネル演出の映画版「フィガロの結婚」の伯爵夫人がはじめ。モーツァルトの「フィガロの結婚」というオペラを見たのもこれがはじめでした。
モーツァルト フィガロの結婚
カール・ベーム指揮、ジャン・ピエール・ポネル演出1976年、伯爵:ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウ、伯爵夫人:キリ・テ・カナワ、フィガロ:ヘルマン・プライ、スザンナ:ミレッラ・フレーニ、ケルビーノ:マリア・ユーイング、バルバリーナ:ジャネット・ペリー
つづいて、ジョセフ・ロージー監督のオペラ映画「ドン・ジョヴァンニ」では、ドンナ・エルヴィラでした。どちらも役の雰囲気にぴったりで素敵です。
keyakiのメモ、メモ.........に関連の記事がアップされました。1月8日追記

プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」全曲キリ・テ・カナワのオペラ映像はとてもたくさん観ていますが、一番好きなのは、プッチーニ作曲 マノン・レスコー(コヴェントガーデン1983年)です。非常に美しいけど、とんでもなく頭がからっぽの女性という感じがとてもよく表現されているのが気に入ってます。
ジュゼッペ・シノーポリ指揮、ゲッツ・フリードリッヒ演出、マノン:キリ・テ・カナワ、マノンの恋人、デ・グリュー:プラシド・ドミンゴ、マノンの兄:トーマス・アレン

オテロ*歌劇同じコヴェントガーデン(1992年)でのヴェルディ作曲 オテロのデスデモーナも評判だったと思いますけど、もっと若いころのヴェローナ(1982年)の映像のほうが、デスデモーナも、全体的にも、好きです。
★ゲオルグ・ショルティ指揮、エライジャ・モシンスキー演出、オテロ:プラシド・ドミンゴ、デスデモーナ:キリ・テ・カナワ、ヤーゴ:セルゲイ・レイフェルクス

★ゾルターン・ペシュコ指揮、ジャンフランコ・デ・ポジオ演出、オテロ:ウラジミール・アトラントフ、デスデモーナ:キリ・テ・カナワ、ヤーゴ :ピエロ・カプッチルリ

他の映像:
R.シュトラウス:歌劇《アラベラ》全曲R.シュトラウス アラベラ
クリスティアン・ティーレマン指揮 オットー・シェンク演出、メトロポリタン歌劇場1994年、アラベラ:キリ・テ・カナワ、ズデンカ:マリー・マクローリン、フィアケルミリ:ナタリー・デッセイ、マンドリーカ:ヴォルフガング・ブレンデル、マッテオ:デヴィッド・キューブラー、伯爵夫人:ヘルガ・デルネシュ、伯爵:ドナルド・マッキンタイヤー

R.シュトラウス:歌劇「バラの騎士」全曲R.シュトラウス ばらの騎士
ゲオルグ・ショルティ指揮、ジョン・シュレジンジャー演出、コヴァント・ガーデン1985年、元帥夫人:キリ・テ・カナワ、オクタヴィアン:アン・ハウエルズ、オックス男爵:オーゲ・ハウグランド、ゾフィー:バーバラ・ボニー

R.シュトラウス カプリッチョ

ドナルド・ルニクルス指揮、スティーヴン・ローレス演出、サンフランシスコ・オペラ1993年、伯爵:ホーカン・ハーゲゴールド、伯爵の妹:キリ・テ・カナワ、劇場支配人:ヴィクトル・ブラウン、女優:タチアナ・トロヤノス、音楽家フラマン:デヴィッド・キューブラー、詩人オリビエ:サイモン・キンリーサイド


モーツァルト:フィガロの結婚 全4幕モーツァルト フィガロの結婚
ジョン・プリチャード指揮、ピーター・ホール演出、グランドボーン音楽祭1973年、伯爵:ベンジャミン・ラクソン、伯爵夫人:キリ・テ・カナワ、フィガロ:スクラム・クヌート、スザンナ:イレアナ・コトルバシュ、ケルビーノ:フレデリカ・フォン・シュターデ

J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」全曲J.シュトラウス こうもり
プラシド・ドミンゴ指揮、オットー・シェンク演出、コヴェント・ガーデン1983年、アイゼンシュタイン:ヘルマン・プライ、ロザリンデ:キリ・テ・カナワ、オルロフスキー:ドリス・ゾッフェル、アルフレート:デニス・オニール、ファルケ:ベンジャミン・ラクソン

Simon Boccanegraヴェルディ シモン・ボッカネグラ
ジェームズ・レヴァイン指揮、メトロポリタン歌劇場1995年、シモン: ウラジミール・チェルノフ、アメリア:キリ・テ・カナワ、フィエスコ:ロバート・ロイド、ガブリエル:プラシド・ドミンゴ

バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》メイキング・オブ・レコーディングバーンスタイン《ウェスト・サイド・ストーリー》メイキング


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コメント 15

Cecilia

私が初めてキリの歌を聴いたのは、「眺めのいい部屋」という映画でした。
「私のお父さん」(ジャンニ・スキッキ)、「ドレッタの素晴らしい夢」(つばめ)でした。
ちょうど声楽を習い始めて一年目くらいで、素敵な歌声に惹かれました。
(自分より美人な共演者に厳しいといううわさも・・・・?)
「アラベラ」観たいです。
キリのR・シュトラウスの歌曲集のCDを持っています。
by Cecilia (2005-12-27 08:39) 

Orfeo

edcさん、おはようございます。
TBありがとうございました。
こう並ぶと分りやすくていいですねえ。
こちらからも2本ほどTB送信させていただきます。
by Orfeo (2005-12-27 08:49) 

Sardanapalus

テ・カナワもいろんな映像がありますよね。こうして並べていただくとまた壮観です。私もいっぱい見た気がしますが、中でもカプリッチョの伯爵夫人が印象に残っています。キーンリーサイド目当てで見たのですが、テ・カナワの凄さを再確認した映像です。
http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/B00008O8C0/qid=1135679311/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/026-2821948-6392415
by Sardanapalus (2005-12-27 19:32) 

Orfeo

Sardanapalusさんのコメントで気が付きました。
もう1本TB追加^_^;;
by Orfeo (2005-12-27 19:49) 

euridice

あ、そう、そう.... 私も... 追加します!
>Sardanapalusさんのコメントで
思い出しました。この映像ではじめてキーンリーサイドを知ったのでした^^! というか、キーンリーサイドが話題になっていて、どんな人?ってわけで、見たのでした.... このオペラ、序奏のところが好きなんですけど、あとはなんとも・・ というわけで、アラベラのほうが印象的でした....
by euridice (2005-12-27 20:34) 

euridice

Ceciliaさん
>「眺めのいい部屋」の
私のお父さんはほんとうに印象的でした。オペラのこと、知らないころで、この美しい音楽はいったい何?って..... 探しちゃいました。

>「アラベラ」
ショルティ指揮の映画版と同じ演出の舞台で、興味深かったです。
役者がそろっておもしろい映像になってると思います。是非、どうぞ!!
by euridice (2005-12-27 20:42) 

TARO

キリの映像のなかでは私も「マノン・レスコー」が一番好きです。
本来だと彼女の声には、ちょっと重過ぎる役だと思いますが、表現で見事にクリアしてると思います。ヴェルディはいまひとつピンとこないんですが。
あとリストにあげられた中で素晴らしいと思うのは、プリッチャードの「フィガロ」、キリ、フォン・シュターデ、コトルバスと揃った女性陣が最高。特にコトルバスのいきいきとしたスザンナが絶品です。キリはカツラがちょっと変ですが。

ナまで見たオペラの舞台は「コジ」だけですが、スーパースターになってからなのでさすがの貫禄でした。
by TARO (2005-12-28 12:47) 

euridice

TAROさん、意見が合いましたね^^!

>プリッチャードの「フィガロ」
女声陣、そろってますね。みんな若い!!し・・
>キリはカツラがちょっと変
はは^^; こちらも意見が合いました。
by euridice (2005-12-29 08:09) 

yokochan

おはようございます。TBありがとうございました。
ロンバール=ホフマンの魔笛、そういえばありましたね。
こうして見るとなかなかにスゴイメンバー、その中に伊原さんが入っているのが嬉しいです。
当時、ストラスブール(ラインオペラ?)で活躍されていたんでしょうか。二期会のリングなどで、フリッカ、エルダ、ヴァルトラウテで欠かせない素適な方でした。今の小山さんのような存在。
 脱線しましたが、キリの映像は多いですよね。
マノンやデスデモーナのような、考えなし(?)のタイプの役柄がとても良かったような・・・・・。
by yokochan (2008-06-22 10:24) 

euridice

yokochanさん
>伊原さん
テレビでちょっとだけ見たことがあります。
素敵な方ですね。

>考えなし(?)のタイプの役柄がとても良かった
そういわれれば、そんな感じ^^+
by euridice (2008-06-23 05:33) 

Cecilia

私のほうの記事にコメントありがとうございます!
以前もコメントさせていただいている記事ですが、「夢のあとに」の音源を追加してくださったのですよね?
ありがとうございます!
ばっちり堪能させていただきました。
自分でも歌ってみてわかりましたが軽い感じでは歌えない曲で、楽譜は簡単そうですが支えが必要だな・・・と感じました。(結構疲れました!)
(その本番の次の年にはキリ・テ・カナワの十八番の「フィガロの結婚」の伯爵夫人のアリアを歌いました。)
by Cecilia (2008-10-17 10:17) 

Cecilia

追加アップありがとうございます!
聴こうと思って来ましたが、再生ボタンをクリックする時に矢印マークが出てこなくて縦線(正式名称を知らなくてすみません・・・)が出てきてクリックできません。
どうしてなのでしょうか??
再度挑戦してみます。
by Cecilia (2008-10-18 08:04) 

euridice

Ceciliaさん
おかげさまで久しぶりに聴きました。
どちらも、いい歌ですね^^

>クリックできません
原因はわかりませんが、とりあえずスペースをとってみました。
どうでしょうか・・
by euridice (2008-10-20 07:53) 

Cecilia

euridiceさん、何度かトライしています。
せっかくスペースを空けてくださいましたが、おそらくこちらのほうが原因で聴けないのだと思います。
最初のは聴けたのに次が聴けないというのは何でしょうね?
ちなみに今はどの音声クリップも聴けません。(ポイントしたところに縦線が入る。”エ”みたいな形の・・・。)


by Cecilia (2008-10-20 08:48) 

euridice

変ですね・・
試しにソネットのデフォルトでアップして見ました。
記事の下のほうです。
by euridice (2008-10-20 09:11) 

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