SUTHERLAND SINGS HER FAVORITES

2010.10.14：
ジョーン・サザランド Joan Sutherland (1926.11.7〜2010.10.10)　
レーザーディスク時代にはいろいろと楽しませていただきました。

以下、旧記事
私の愛聴CDの一枚です。
言葉が聞き取れないのは、私の耳が悪いからというわけでもなさそうですけど、

気持ちよく聴けます。
収録曲：
Lo, Hear the gentle lark聞け、優しきひばり
Home, sweet home
カディスの娘たちLes Filles de Cadiz
わが母の教えたまいし歌
庭の千草〜歌劇マルタ
セレナード
夢にきませ
歌の翼に
理想の人
セレナータ
ソルヴェイグの歌〜ペール・ギュント

ポートレート映像などによれば、とても親しみやすい、気持ちのよい方のようです。
シドニー・オペラの「トロヴァトーレ」、サザランドがヒロインで、マンリーコと
は全然釣り合わず、すっごくオペラ的です。
ルーナ伯爵は若くてなかなかの美丈夫。マンリーコ＆ルーナ伯爵の立ち回り、楽しいハプニングがあります。このシーンはまさに「パディントン、オペラに出る」の巻です。二人ともマントが長過ぎて四苦八苦なのですが、ルーナ伯爵、剣にパディントンのマントをひっかけ、その勢いで、パディントンのほうは、ついに頭からマントをかぶってしまうのです

マンリーコ役のテノールを『.......著しく鑑賞を妨げるような容姿.......』と「思いっきりオペラ、p300」にありましたが、そこまで言うか？！というところでした。

コメント 6

>『.......著しく鑑賞を妨げるような容姿.......』

これって逆宣伝効果？？天の邪鬼の私は、絶対見たくなりますもの。
もちろんLDを買いました。

パディントン・マンリーコがマントをかぶってしまうシーンは、傑作です。
by keyaki (2005-01-16 00:20) 

嬉しいＣＤを教えていただきました。
好きな曲が並んでいますし（＾＾
サザーランドはボニング指揮のパヴァロッティとの椿姫で知りました。
完璧なコロラテューラのテクニックと強靱な声が魅力ですね。
若いだんな様のサポートでというところがグルベローヴァとも共通してて面白いですよね。
グルベローヴァは再婚ですが・・・
by ななこ (2007-04-27 21:20) 

「思いっきりオペラ」P３００見ました。この著者の思いっきりのよい、歯に衣を着せない論評は歌手のファンでなければ痛快ではありますけど.....「トロヴァトーレ」探してみます。サザーランドどうして日本ではあまり評価されないんでしょうかしら？


by 耳に残るは彼の歌声 (2010-10-14 21:47) 

＞どうして日本ではあまり評価されない
某偉い音楽評論家氏が音楽の友社の雑誌でけなしまくっていたからだというのがもっぱらのうわさです。

時代的に出版物での情報の影響が今よりずっと大きかったことでしょう。いわゆる評論家が自分の好みで批判しまくっているのは読んでいても奇妙な感じはしましたが、その人個人の意見に過ぎないのはわかると思うのですけど。それに、極端な批判や非難はかえって自分で確かめたいと思わせる逆宣伝効果さえあると思います。でも、素直に信じる人の方が多いのかもしれません。レコードなど、まして実演への出費はなかなか難しい場合が多いということもあるでしょうし・・

評論家の世界というのも、座談会形式のページを読むだけでも、力関係で動いていて、様々な異なる意見というのが出にくい雰囲気も感じられますしね・・　


by euridice (2010-10-15 07:34) 

久々に思い出して、笑っちゃいました。

>『.......著しく鑑賞を妨げるような容姿.......』

まあ、容姿というよりは、かなり小柄なテノールだっただけなんですけど。これで体格が良ければ、なにも言われないですね。もっと不細工テノールは掃いて捨てるほどいますから。

シドニーの公演がたくさんLDで発売されましたから、年齢の割には映像がたくさん残ってますね。最盛期ではないというのが残念ですが、充分鑑賞に堪える....というかサザランドあっての公演ですものね。

こちらからもTBしましたのでよろしくお願いします。
by keyaki (2010-10-17 01:58) 

keyakiさん
TB、ありがとうございます。

・・は遠くなりにけり・・ですね・・
by euridice (2010-10-18 10:41)